[新技術]ソニー、世界初、デジタル機器内部の配線が不要になる無線データ伝送回路を開発 2月9日13時47分配信 BCN ソニーは、電気配線を使わずにテレビなど内部でデータを高速に伝送する世界初の技術「機器内高速ワイヤレス伝送技術」を開発したと発表した。 【画像入りの記事】 新技術はミリ波によるワイヤレス伝送を採用。ミリ波は周波数が30-300GHz、波長が1-10mmの電波で、周波数が高く高速データ伝送が可能で、小さなアンテナで無線の伝送ができるのが特徴。 ソニーは、ミリ波に通信・放送分野の商品開発で蓄積してきた高周波技術を応用。具体的には、低消費電力のミリ波伝送回路を0.13平方ミリメートルという小面積で40nm(ナノメートル)CMOS-LSI上に搭載。約1mmの小型アンテナを用いて、14mmの距離で11Gbpsの高速伝送を実現した。 新技術を使うことで、テレビなどのデジタル機器