僕の嫁はアルゼンチン人、その父も当然アルゼンチン人。口数は少ないが、面倒見の良さで多くの尊敬を集めている。しかし、僕が移住した当初、彼と付き合いの長い老人が「あいつは墓荒らしだった」と話してくれたことがあり、その真相がずっと気になっていた。 思いきって聞いてみると、半生が壮絶すぎた。 ※この記事は、 世界のカルチャーショックを集めたサイト「海外ZINE」の記事をデイリーポータルZ向けにリライトしたものです。 海外ZINEは、世界各地のカルチャーショックを現地在住ライターが紹介する読み物サイトです。 / 1992年生まれ、福岡県古賀市育ち。美人アルゼンチン人嫁と結婚するために、大学卒業後の2015年にアルゼンチンへ移住。毎日マテ茶を飲むほどのマテ茶好き。 > 個人サイト 海外ZINE 奥川駿平 物心つく前から移民だった義父 南米大陸の最も南に位置するアルゼンチン。「ラテンな国」と言われるため
平成という時代が暮れゆく。30年で変わったこと、変わらないこと。例えば、不寛容、無関心、自己責任という冷ややかな言葉が世の地表をひたひたと覆う一方、私たちはスマートフォンの画面と向き合って過ごす時間がずいぶん増えた。 インターネット上の百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」は2001年、21世紀の到来とともに登場した。ウィキを含むネット検索は、仕事の調べ物や私生活での店選びなど、日常に定着した。でもリアルな世の中は、検索しても出てこない無数の「私」の関わりで形づくられている。一人一人の物語を重ね、編さんされていく「私」の事典。連載を“ワタシペディア”と名付け、新たな時代の節目をいくつもの「私」を通して見詰めてみたい。 ◇ ◇ 「人生の2分だけください」。高校2年のキャッチ、奏(かなで)君(18)=仮名=は、この決めぜりふで客の足を止めさせる。笑ってくれたら、こっちの勝ちだ。
今回話を聞いた都内のIT企業に勤める本田真さん(27歳・仮名)は、約5年間、彼女がいない生活を送っています。ですが彼は、それを卑屈に感じることはなく、「異性と楽しむのは恋愛だけの特権ではない」と言います。詳しく話を聞いてみました。 普通の女性が面倒。キャバクラに週3回通う 本田さんは、キャバクラに週3日も通っているのだそうです。 今なら相席居酒屋など、女性と知り合う機会が豊富にあるでしょう。一般の女性のほうがその後、交際に発展する可能性も感じます。「一体なぜキャバクラに?」と訊ねると、彼は「一般の女性が面倒だから」と言います。 「相席居酒屋には何度か行ったことがあります。でも、もう行きたいとは思わないですね~。だって、まず女性がお金出さないのおかしくないですか? こちらが何かサービスを受けてるわけではないのに。しかも、あそこってほとんどがセルフドリンクシステムじゃないですか? なんか、『男
今回お話を伺った増田隆さん(仮名・24歳)は、そんな貴重な(?)経験がある一人。増田さんが新卒で入社したのは、NHKの放送受信料の回収を行う委託会社でした。 1年3か月勤めた後、昨年9月に転職したそうですが、当時のことを振り返り「もう一生やりたくないですね。人に嫌われる仕事なので…」と話し始めました。 NHK集金人の仕事を友だちや親にも言えなかった… 「大学生のときに友だちの家で飲んでいて、夜にチャイムが鳴ったんです。友だちが『あー、NHKだから出なくていいよ』って。嫌われる仕事ということはなんとなく知っていました。なので、いざ自分がその仕事をやることになったら、友だちや親にも言えないし、仕事中に知り合いに会いたくないので、県外の営業所を転々としていました。」 1年間で博多、北海道、岡山の3営業所を回ったという増田さん。毎日14~22時まで、多い日は300軒以上のお宅を自転車で訪問していた
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