日本仮想化技術株式会社は3月5日、仮想デスクトップで使われるプロトコルの比較レポートを公開した。対象となったのは、マイクロソフトのRDP 7.0とシトリックスのICA。WebブラウザやOfficeソフト、動画再生などの操作を行った際の実行時間とネットワーク帯域使用量が比較された。 Windows 7&Internet Explorer 8で表示したHTML文書を末尾まで自動スクロールさせた場合、RDPは42.0秒・60.04KB/sec(スムーズスクロール、オン)、ICAは246.7秒・14.85KB/secという結果になった。これはICAがスムーズスクロールが設定されている場合、なめらかにスクロールを行おうとするために多くの時間がかかっているのに対し、PDPではスムーズスクロールのオンオフにかかわらず、スムーズスクロールは行わないことから、時間に大きな差が出ている。 スムーズスクロールを