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![COVID-19、ICU退室から1年後の身体・精神・認知症状の割合は?/JAMA|CareNet.com](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/da087fd8979c09329cb9b03c6c9363918b496f91/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.carenet.com%2Ffiles%2Fnews%2F20220204110139-sns.jpg)
COVID-19から回復した人はその後のワクチン接種で、感染経験のない人に比べて強力な免疫を獲得することが分かってきた。これは、パンデミックを巡る大きな謎の1つとなっている。 抗体がSARS-CoV-2粒子(橙色)に結合する様子(想像図)。COVID-19回復後にワクチンを接種した人では、SARS-CoV-2に対する非常に強力な免疫が認められる。 Credit: JUAN GAERTNER/SCIENCE PHOTO LIBRARY/Getty ロックフェラー大学(米国ニューヨーク)のウイルス学者Theodora HatziioannouとPaul Bieniaszは、2020年の秋ごろから、新型コロナウイルス(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2;SARS-CoV-2)がヒトの細胞に感染する際に使用する「スパイクタンパク質」に手を加えて、感染を阻止するあらゆる抗体を回避できるような変異ウ
医学ライター。NPO法人日本医学ジャーナリスト協会正会員。証券、IT関連の業界紙編集記者を経て、なぜか医学、生命科学分野に魅せられ、ここを安住の地と定める。ナラティブ(物語)とサイエンスの融合をこころざし、2006年よりフリーランス。一般向けにネット媒体、週刊/月刊誌、そのほか医療者向け媒体にて執筆中。生命体の秩序だった静謐さにくらべ人間は埒もないと嘆息しつつ、ひまさえあれば、医学雑誌と時代小説に読み耽っている。 カラダご医見番 ハードワークのストレスに加え、飲酒や脂っこい食事。ビジネスマンの生活習慣は健康面からは実にハイリスクです。痛い・苦しい・痩せた・太った・イライラする…。そんな症状はどのような病気の兆候なのか?どんな治療が有効なのか?いきいきと働き続けるために、身体と病気に関する正確な知識が欠かせません。 バックナンバー一覧 新型コロナワクチンの接種率が7割に迫る一方、2月に先行接
世界を「シャットダウン」させた新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の拡大傾向が徐々に落ち着いている。国際統計サイトWorldometerによると、17日基準で世界の新規感染者は39万2294人だ。一日80万人以上の感染者が発生していた先月初めに比べると、す半分程度に減少した。新型肺炎ワクチンの接種国家が増えてからだ。 このため、ワクチン接種の影響ではないかという観測がささやかれる。だが、専門家は今接種しているワクチンで今年冬の流行を遮断するには限界があると口をそろえる。実際、ワクチン接種率1位となっているイスラエルの場合、拡大傾向が減ったのは事実だが、17日(現地時間)新規感染者が4054人となった。次にワクチン接種率が高いアラブ首長国連邦も3452人の新規感染者が発生した。 高麗(コリョ)大学安山(アンサン)病院感染内科のチェ・ウォンソク教授はこれについて「まずワクチンを打つやいなや免疫
イスラエル保健省は今月5日(現地時間)、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)で入院した重症患者が1229人で過去最多を記録したと明らかにした。現地メディア「タイムズ・オブ・イスラエル」によると、これまでの最多記録である昨年1月末1193人を超えた。 一日死亡者も人口100万人当たり5人に急増した。これは昨年新型コロナのアルファ株流行当時、最高記録だった100万人当たり6.98人にも近づく数値だ。 最近3日間平均のイスラエルの一日あたりの感染者は5万人台だ。イスラエルは新型コロナワクチン1・2次接種はもちろん、ブースターショットでも世界をリードしていた。昨年デルタ株流行当時にはいち早くワクチン接種を導入して感染者を減少させる効果をあげていた。最近では医療スタッフ、60歳以上などに対して4回目の接種を進めているほどだ。 イスラエルの重症患者急増は昨年8月に行われたブースターショットの効果が低下
ワクチンを接種する前にすでに免疫で守られている可能性はありますか。 自然免疫や他のウイルスに対する獲得免疫などによって、新型コロナウイルスに対する免疫が得られるかどうかはまだ十分に分かっていません。 今回の新型コロナウイルス感染症は、重症化する人がいる一方で、軽症や無症状で済む人も多くいることが知られています。このような症状の違いが起きる理由は、まだ十分に分かっていません。 人間の免疫には、大きく分けて自然免疫と獲得免疫があります。自然免疫は過去に遭遇したことがない病原体にも反応をしてくれる免疫のシステムです。新型コロナウイルスへの感染予防や重症感染予防について、自然免疫が重要な働きをしている可能性が示唆されています。 また、過去の風邪を引き起こすコロナウイルスなど他のウイルスへの感染や曝露によって得られた獲得免疫が、新型コロナウイルスに対する防御効果があるとする説もあります。しかし、他の
mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンはワクチンとして遺伝情報を人体に投与するということで、将来の身体への異変や将来持つ予定の子どもへの影響を懸念しています。 mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンはワクチンとして遺伝情報を人体に投与するということで、将来の身体への異変や将来持つ予定の子どもへの影響を懸念しています。 mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンで注射するmRNAは短期間で分解されていきます。人の遺伝情報(DNA)に組みこまれるものではありません。 mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンで注射するmRNAは、数分から数日といった時間の経過とともに分解されていきます。また、mRNAは、人の遺伝情報(DNA)に組みこまれるものではありません。身体の中で、人の遺伝情報(DNA)からmRNAがつくられる仕組みがありますが、情報の流れは一方通行で、逆にmRNAからはDNAはつくられ
高齢者で一番多い副反応は何でしょうか。 高齢者で一番多い副反応は、若年者同様、接種部位の痛みです。その他、頻度の高い副反応として、倦怠感、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛、発熱などがありますが、たいてい数日以内で回復していることが確認されています。 日本で使用されているワクチンに関して、一番多い副反応はいずれも接種部位の痛み(疼痛や圧痛)です。 例えばファイザー社のワクチン(*)では、国内及び海外で実施された臨床試験において、7~8割の高齢者に発現がみられています。これは高齢者で注意が必要な症状というわけではなく、また、若年者よりも高齢者の方がその発現頻度は少し低い傾向がみられています。モデルナ社、アストラゼネカ社又は武田社(ノババックス)のワクチン(*)でも、発現頻度は異なるものの、一番多い副反応は接種部位の痛み(疼痛や圧痛)となっています。 その他、頻度の高い副反応として、倦怠感、頭痛、悪寒
副反応は1回目の接種後より2回目の接種後の方が強いと言われるのはどうしてですか。 1回目のワクチン接種でいくらか免疫がつくことで、2回目の接種の方が、免疫反応が起こりやすくなるため、発熱や倦怠感、関節痛などの症状が出やすくなります。 mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンの接種に伴う軽い副反応の症状は、1回目の接種後よりも2回目の接種後の方が頻度が高いことが分かっています。海外の臨床研究の結果に加え、ファイザー社のワクチンの場合、接種開始後に実施された健康状況調査でもその傾向がみられます。1回目の接種で新型コロナウイルスのスパイクタンパク質に対する抗体等ができます。そして2回目の接種時には、既にこれらの抗体等が誘導されていることから、接種されたmRNAをもとに体内で1回目と同じスパイクタンパク質が作られると、1回目より強い免疫応答が起こり、発熱や倦怠感などの副反応がより出やすくなります。
従来ワクチン(1価)による追加(3回目)接種には、どのような効果がありますか。※最終更新日:2023年3月31日 従来ワクチン(1価)による追加(3回目)接種には、どのような効果がありますか。※最終更新日:2023年3月31日 3回目接種を行わなかった場合と比較して、発症予防効果や重症化予防効果等を高める効果があります。 従来の1価ワクチンについて、日本で接種が進められているワクチンは、デルタ株等に対して発症予防効果等がある一方、その効果は時間の経過に伴い、徐々に低下していくことが示唆されています。一方、3回目接種により、低下した発症予防効果や重症化予防効果等を高める効果があることが、臨床試験や様々な疫学研究等で報告されています。 イスラエルで実施された、ファイザー社の従来ワクチン(1価)(*)の接種後の情報を集めた研究では、3回目接種をした場合における入院予防効果は93%、重症化予防効果
なぜ、従来ワクチン(1価)による追加(3回目)接種が必要とされたのですか。 ※最終更新日:2022年10月21日 なぜ、従来ワクチン(1価)による追加(3回目)接種が必要とされたのですか。 ※最終更新日:2022年10月21日 日本で接種が進められているワクチンは、デルタ株等だけでなく、オミクロン株に対しても発症予防効果や重症化予防効果等が確認されていますが、その効果は経時的に低下していきます。このため、感染拡大防止及び重症化予防の観点から、初回(1回目・2回目)接種を完了したすべての方に対して、3回目接種の機会を提供することが望ましいとされています。 ※令和4年(2022年)9月20日からは、3回目接種の対象となる方も含めて、オミクロン株対応2価ワクチンによる接種を順次開始しています。 日本で接種が進められているワクチンは、デルタ株等に対して、高い発症予防効果があり、感染や重症化を予防す
新型コロナワクチンの接種を望まない場合、受けなくてもよいですか。 新型コロナワクチンは、発症予防効果などワクチン接種のメリットが、副反応などのデメリットよりも大きいことを確認して、皆さまに接種の機会を提供しています。しかしながら、接種は強制ではなく、あくまでご本人の意思に基づき接種を受けていただくものです。 新型コロナワクチンについては、国内外の数万人のデータから、発症予防効果などワクチン接種のメリットが、副反応などのデメリットよりも大きいことを確認して、皆さまに接種の機会を提供しています。しかしながら、接種は強制ではなく、あくまでご本人の意思に基づき接種を受けていただくものです。接種を望まない方に接種を強制することはありません。また、受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。 職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをしたりすることのないよう、皆
2019年8月、ガソリンスタンドで働く男性(当時73)が埼玉県の自宅で、スマートフォンから上司にメッセージを送ろうとした。「連続勤務してしまい。暑さの為!体調が、悪くて!本日の勤務は!?休みたいのですけど!?」。心筋梗塞で亡くなったのは、その直後だった。未送信のメッセージを読んだ40代の長女は「父の発症は連続勤務が原因だ」と感じた。 長女の代理人によると、男性は都内のスタンド運営会社の契約社員。契約の労働時間は週30時間未満、原則2~3日勤務だ。だが代理人が算出した死の1カ月前の労働時間は最長週約53時間。真夏に6日連続で深夜勤務し、健康診断も受けていなかった。会社に労災申請への協力を求めても応じなかった。 当時の過労死ラインは「発症前1カ月で100時間」など残業時間が主な基準だが、男性の残業は約26時間。長女は認定は難しいとして申請をいったん断念した。連続勤務させたのは安全配慮義務違反な
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