唐津署は14日、唐津市の50代女性がSNS(交流サイト)のやりとりを通じて外国為替証拠金取引(FX)への投資話を持ちかけられ、約2150万円をだまし取られたと発表した。 同署によると、女性は3月中旬ごろ、SNS(交流サイト)で実在の投資家の著書を無料で贈呈する広告を見て申し込んだ後、別のSNSでその投資家を名乗る者らからFXへの投資を勧められた。紹介されたアプリで利益が出ているように表示され、投資金として6回にわたって計約1400万円を指定された口座に振り込んだ。 税金や運営費などを求められ、さらに4回にわたって計約750万円を振り込んだ。利益分が振り込まれず、著書に記載された番号に電話し、相手が事情を知らなかったことから詐欺が発覚した。