──今回、同じ俳優の声を担当している別々の方のお話を同じ場所でうかがうわけですが、こういう機会ってあまりないですよね? 屋良:ないですねえ(笑)。 玄田:ないです(笑)。 ──どう進めたらいいものかと正直私も戸惑っています(笑)。まずはアーノルド・シュワルツェネッガーという俳優については、屋良さんは最初はどういう印象だったでしょうか? 屋良:僕がやらせていただいた2本(『プレデター』『コマンドー』)は、もう筋肉隆々でしたよね。“マッチョマン”って感じでした。あと獲物を捕えるというか、敵に対して真っ直ぐなあの表情が僕は好きでしたね。ただ、印象と聞かれると、どうにも筋肉というイメージしか湧かない(笑)。この間『コマンドー』を観直しましたけど、ボートの上陸シーンなんて背中の筋肉が本当に見事だなと惚れ惚れしました。 ──実際に声をアテるときに、シュワルツェネッガーは難しいとかやりやすいとかいう感覚
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