6年前の今頃。僕らは一つのアイデアを形にするチャレンジをした。結果としてそのチャレンジは、自らや多くの人間のみんなの世界観を広げ、価値観をアップデートさせることに成功したと思う。 Kizuna AI。自分の子供のように大切にしていたその存在が、一つの節目を迎えるにあたって、これまで意図的に口を噤んでいた、その存在にのせた想いを、完全に変容しみえなくなってしまう前に、自らの手でこの広いネットの海にポストしたいと思う。 賛否があるかもしれないけれど、一人のクリエイターとして、自らが伝えたかった想いを語らせてほしい。 1.Hello, world!■きっかけはYouTube広告 2016年の今頃、「好きなことで、生きていく」というYouTubeの広告を見る機会が多く、街頭では"HIKAKINさん"や"はじめしゃちょーさん"といった人間のYouTuberのサイネージをよく目にした。 ある時「ここに