タグ

映画に関するAll_Mineのブックマーク (28)

  • 知りすぎた男「ラブ・アゲイン」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    いつもように子供をベビーシッターに預け、夫婦で出かけたディナーの席で、キャル(スティーヴ・カレル)はエミリー(ジュリアン・ムーア)から突然「離婚したい」と切り出される。同僚(ケビン・ベーコン)と浮気したのが原因だとエミリーは打ち明けるが、キャルはショックのあまり塞ぎ込んでしまう。別居を決心したキャルは失意の中、バーで出会った遊び人ジェイコブ(ライアン・ゴズリング)に成り行きを話す。すると彼は、冴えないキャルに「モテ指南」を施してやろう、と申し出る。かくしてキャルの「人間改造計画」が始まるのだが…というお話。 2011年のベスト10い込んで来るであろう、素晴らしい作品だった。 これは平凡な男が新しい世界に触れて変化する物語であり、そして、どうしても変われない部分もあるということを悟る物語でもある。 キャルがジェイコブに「ベストキッド」スタイル(詳細は見てのお楽しみ)で「女を口説き落と

    知りすぎた男「ラブ・アゲイン」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
    All_Mine
    All_Mine 2011/12/03
    すごく観たい…。/さっそく観ました。
  • (今更ですが)2010年の映画をふりかえる - 今日も生きてる

    今更ですがシリーズその2(次は那須旅行記って書いたけど) 空中キャンプさん主催の「2010年の映画をふりかえる*1」に参加しました。そうして、別途じぶんの方でも、振り返る日記を書くつもりで、半年が過ぎました。無職にして怪我療養中という事態から、お金節約しているので、ここ2、3ヶ月は映画をスルーしまくっていて哀しいです...。 2010年日公開映画のなかで、映画館で観たもの一覧: アバター マイマイ新子と千年の魔法 息もできない←好き 第9地区←好き アウトレイジ インセプション 十三人の刺客←好き 冬の小鳥 ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人 トロン:レガシー キック・アス(@したまちコメディ映画祭)←好き making of LOVE 以下は、アメリカ公開時に映画館で観たが、日公開年が2010年のもの: キャピタリズム〜マネーは踊る〜←好きだがつらい インビクタス/負けざる者

    (今更ですが)2010年の映画をふりかえる - 今日も生きてる
  • OUTSIDE IN TOKYO / ヤン・イクチュン『息もできない』インタヴュー

    2009年の第10回東京フィルメックス映画祭のプログラムで一枚のスチール写真に興味を引かれた。視線を合わすことなく立ち尽くすピンクのセーターを着た少し地味目な少女とやさぐれたチンピラ風の男。明らかに年齢の離れた2人。だがその写真にはすでに、恋愛とも信頼関係ともとれる微妙な空気が流れていた。その時は中国のジャ・ジャンクー監督の『プラットフォーム』に登場する旅芸人の若い主人公たちの“気分”に通じるものを感じ、その映画に何かある気がした。映画を見る前から会ってみたいと思っていた。そしていざ映画を見て、何かがあるという予感は的中したが、物語は想像とは大きく違うものだった。 家庭から愛を得ることなく育ったサンフンは、友人の下で借金の取り立てをするチンピラ同前の暮らしをしていた。取り立ての相手だろうが、仲間だろうが、一度怒りに火が着いた暴力を止めることができなかった。そして女子高生のヨニも母が家を出て

  • 『キック・アス』(マシュー・ヴォーン) - Devil's Own

    "Kick-Ass"2010年/アメリカ・イギリス 公開前から既に高い評価を得ていた『キック・アス』の上映が始まった。序盤からラストまで、テンポのいいアクションとコメディで突っ走る痛快娯楽作であり、同時にここ数年アメリカ映画の傾向としてある「ヒーロー論」としてのアメコミヒーロー映画の総決算ともいうべき作品だ。 スクールヒエラルキーの最下層に属し、アメリカンコミックの世界に耽溺するナード気質の高校生デイヴ(アーロン・ジョンソン)は、どうして誰も現実世界ではヒーローになりたがらないのか、という疑問のもと、奇抜なコスチューム(スパイダーマン風のスウェットスーツ)に身を包みキック・アスという名で、自警活動を開始する。ヒーローらしい超能力も財力も持たない貧弱な青年の試みは、チンピラに刺された上に車に轢かれるという悲惨なスタートを切るが、インターネットを通じて少しずつ脚光を浴びはじめる。一方、同じく奇

    『キック・アス』(マシュー・ヴォーン) - Devil's Own
  • 『キック・アス』に思った、映画ってすげーんだぜ!人間ってすげーんだぜ! - 今日も生きてる

    今日id:cinemathejuryさんのTweet経由で、『キック・アス』にてヒット・ガールのスタントをやっていた少年の動画を見ておでれーーた。 人間って、これだけ動けるんだ!!!!!しかも、ヒットガール役をやるに足る幼い容貌をした子がさ! 私はしたまちコメディ映画祭で『キック・アス』観たんだけど、その後連れと、「人間は訓練によってどれだけ超人的な動きが出来るんだろう?例えば現実にいる特殊部隊員とかどの程度すごいんだろ?ヒットガールみたいな英才教育を受けたら、当に『一人で○○人殲滅』っていう事が可能なんだろうか?」って話してて、結局、「刀とかの時代はともかく、一人で圧倒的多数殲滅するのって今は無理なんでは?」という結論になったんですよ。 あと「あの映画ってどこまでCGとか、ワイアーアクションとか使ってるのかなー?」とかいう疑問も。 で、「あの壁走り戦法って流石にワイアーアクションとかか

    『キック・アス』に思った、映画ってすげーんだぜ!人間ってすげーんだぜ! - 今日も生きてる
    All_Mine
    All_Mine 2010/12/21
    もう一回観たくなった。
  • アナーキーな自警団「サマーウォーズ」 - 深町秋生の序二段日記

    日テレで話題のアニメ『サマーウォーズ』を見た。 かなりネットで大評判になった作品であって、いまさらなにを言っても周回遅れ感がつきまとうだろうが、感想を書いておく。テレビ版はかなりカットした部分も多いらしく、とんちんかんな指摘になるかもしれないが。 演出や派手なCGには目を見張ったが、シナリオに欠陥があるのか、思想が受け入れがたいからか、この世界にうまく入り込めなかった。 数学オタクの高校生、小磯健二は数学オリンピック日本代表の座をあと一歩で逃し、しょっぱい夏休みをすごしていたが、マドンナの夏希先輩からバイトを持ちかけられ、一緒に彼女の故郷である長野まで旅行する。なんと婚約者のフリをしてくれとの驚きの依頼で、彼女の実家に行ってみると、そこには何世帯もの大家族が待っているのだった。90歳にもなる夏希の曾祖母で陣内家の当主に挨拶をするが、おりしも仮想空間“OZ”のパスワードを解いてしまったことか

    アナーキーな自警団「サマーウォーズ」 - 深町秋生の序二段日記
  •  「ローラーガールズ・ダイアリー」 - イチニクス遊覧日記

    監督:ドリュー・バリモア 楽しかったー! 映画館を出た後、開くのも音楽聴くのもちょっともったいないくらいの余韻を引きずったまま、この映画のことはきっとこれからも、何度も思い出すだろうって思った。少し早足になる。楽しくて笑ってばっかりだったのに、泣きすぎて頭がガンガンしてるのもなんだか可笑しかった。 物語は、田舎町に暮らす高校生ブリスが、ローラーゲームに出会うとこからはじまる。この、ローラーゲームをやってる女の人たちがとにかく皆タフで魅力的なのが、この映画の1番の見所だと思う。 それぞれ事情はありつつ、おしゃれをするのも、おしゃべりも、ゲームで勝ちたいのもまずは自分のため。それを、監督であるドリュー・バリモアを筆頭に、キャストの女性全員で体現しているような映画だった。ミニスカート最高! とか思う。とにかく、登場人物たちの笑顔の雄弁さといったらなくて(↑の画像の笑顔とかね!)、これはもうキャ

     「ローラーガールズ・ダイアリー」 - イチニクス遊覧日記
  • 原題は“ウンコバエ”「息もできない」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    人が仕事を選ぶ以前に、仕事が人を選ぶ、という状況がある。 以前、飲店でアルバイトをしていた頃の話。この店は、オフィスビルに囲まれた場所にあって、平日の昼はまさに「戦場」であった。私は、厨房とホールを担当していたが、慣れない頃は「どうして皆、こんなにテキパキ動けるんだろう…?」ということが不思議で仕方がなかったが、それも慣れていく内にわかった。要するに、身体で覚えるしかないのである。何番と何番のオーダーはもう出ていて、何番のオーダーはまだ(いま厨房で作っている)、何番がレジに行った→レジには○○さんがいるから大丈夫、あ、客が入ってきた、イチニサン…四人!人数分のお冷とお絞りを持って…「いらっしゃませー」・・・といった具合に、ひたすらこの繰り返しである。頭で考えている暇なんかない。お世辞にも運動神経が良いとは言えない私は、ことあるごとに「ええっと次は…」と固まってしまい、よく「レジ行って!」

    原題は“ウンコバエ”「息もできない」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
    All_Mine
    All_Mine 2010/04/29
    観たい。そして、ポスター初見だけど、最高すぎる。
  • 2009年の映画を振り返る - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    まずベスト5を挙げてみます。 1. 3時10分、決断のとき 2. ダウト〜あるカトリック学校で〜 3. スタートレック 4. イングロリアス・バスターズ 5. アバター 「3時10分、決断のとき」色々グッときました。「アイデンティティー」みたいなバカミスを撮ってた人が、こんな骨太な西部劇を撮れるなんて・・・と率直に驚きました。“忠実な狂犬”チャーリー・プリンスを演じるベン・フォスターが最高だった。原作は未読ですが、不器用な男が信念を貫き通す、という意味ではかなり忠実にエルモア・レナードのテイストなのではないでしょうか。 「ダウト 〜あるカトリック学校で」フィリップ・シーモア先生の色気が凄かった・・・・・・。彼とメリル・ストリープの演技合戦(教会で彼女たった一人だけ十字を切らないシーンが凄い!)を、脇でオタオタしながら見守るエイミー・アダムスという構図も面白かった。 「スタートレック」もう

    2009年の映画を振り返る - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
    All_Mine
    All_Mine 2010/02/02
    勉強になる。やっぱり平民さんが言っているようにDDさんには長文でガツン!と「おれにとっての映画」話を読みたい。
  • 「俺の邪悪なメモ」跡地

  • 「俺の邪悪なメモ」跡地

    All_Mine
    All_Mine 2009/12/03
    なんだか罪山さんに勇気をもらったですよ。
  • 『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』 - sekibang 1.0

    Michael Jackson's This Is It - The Music That Inspired the Movieposted with amazlet at 09.11.27Michael Jackson Epic (2009-10-28) 売り上げランキング: 22 Amazon.co.jp で詳細を見る 最終日のせいか郊外のシネコンでもほぼ満席……という状況でマイケル・ジャクソンの映画を観ました。面白いとか面白くないとかではなく実に感慨深い映画だったと思います。終演後には拍手が起こっていて(自分はしませんでいたが)、会場をあとにするほかのお客さんの声も熱くて、改めてキング・オブ・ポップの訴求力みたいなものを感じてしまいました。もう死んだけど。そう、もうMJは死んでるんだよ! ということで後味があまりよくありませんでした。スクリーン上で奇怪なほどシャープな動きをする白い5

  • 鋼鉄のラヴレター「アンヴィル!〜夢を諦めきれない男たち〜」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    「アンヴィル!〜夢を諦めきれない男たち〜」を観ました(@TOHOシネマズ横浜)。 80年代前半にデビューし、将来も有望視されていた“ANVIL”というメタルバンドは、何故時代から取り残され、給配達の傍らにもかかわらず、今なおバンド活動を続けているのか?というドキュメンタリー映画。これはもう、ドキュメンタリーというか、二人の男の四半世紀(以上)に渡る、愛と友情の物語なのでした。なので、メタルとか全然知らない人でも楽しめる作品だと思います。 84年に日で行われた、HR/HM系のバンドが全国を巡る「SUPER ROCK '84 IN JAPAN」というパッケージツアー。他に出演したバンドは、皆それなりに売れていったのに、何故アンヴィルだけ売れなかったのか? 「偉大なバンドだ。昔から好きだった。メンバーは皆、いい奴で才能に溢れていた」 ―レミー(モーターヘッド) 「彼らがビッグにならないなんて

    鋼鉄のラヴレター「アンヴィル!〜夢を諦めきれない男たち〜」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
    All_Mine
    All_Mine 2009/11/01
    メタルな人たちを駆逐したグランジ・オルタナな人たちは10年後にこうした物語性を持ちうるのだろうか?と考えた。難しいだろうな。それより、メタル人気戻ってきてるのかなぁ。
  • 純・邦画「空気人形」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    「空気人形」を観ました(@チネチッタ)。 ある男(板尾創路)の所有するラヴドールが突然、意志を持ち始めるという、というお話。 冒頭、板尾演じる男はコンビニでシャンプーを購入します。これが実はラヴドールに使用するシャンプーだと解った時、私はその健気さに涙しました。男が注ぐ愛情は、意志を持ち始めたラヴドール(ペ・ドゥナ)には決して届きません。何故なら彼女は男のことを好きではないし、そして他に好きな男(ARATA)に出会ってしまったから。 男の子とちがう 女の子って 好きと嫌いだけで 普通がないの でも 好きになったら いくつかの 魔法を見せるわ 当よ え、この映画の主題歌?というぐらい、おそろしく「空気人形」のテーマと共通しているような気がします。 意志を持ち、ARATA演じるレンタルビデオ屋の店員に一目惚れ(そこに理由は語られない、文字通りの一目惚れ)してしまってから、空気人形=ペ・ドゥナ

    純・邦画「空気人形」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
    All_Mine
    All_Mine 2009/10/08
    個人的には「ペ・ドゥナダヨー」で十分なんだけどw、それはそれとしてこうしたモチーフって最近の流行なんでしょうか?(ある意味で伝統的なのもわかるけれど)。
  • 『悪魔とダニエル・ジョンストン』 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    『悪魔とダニエル・ジョンストン』を観る。 ダニエル・ジョンストンは、2003年には来日公演もしているシンガー&ソングライター。 ダニエルが最初に世間に広く知られたのは、ニルヴァーナのカート・コバーンがダニエルの描いたヘンテコなカエルの絵(右)のTシャツを着てテレビなどによく出たのがきっかけだ。 そのカエルはダニエルのファースト・カセット「ハイ、ハウ・アー・ユー」のジャケットに彼が描いた絵だ。 それからダニエルはミュージシャンズ・ミュージシャンとなり、ベックやトム・ウェイツが参加したトリビュート盤が日でも発売されている。 アニメとラモーンズおたくのパンクバンド、オーサカ・ポップスターズhttp://www.osakapopstar.com/もダニエルの曲をカバーした。 ダニエル・ジョンストンは「テキサスのブライアン・ウィルソン」と言われている。 つまり、精神病患者なのである。 双極性障害

    『悪魔とダニエル・ジョンストン』 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    All_Mine
    All_Mine 2009/06/28
    はじめてジョンストンを聴いたときの異様な感じを今でも覚えてる。
  • 神代二本立てと「レスラー」 - every japanese woman cooks her own curry

    ■DVD「ギャラクティカ」#217。 やっぱり「スタートレック」より凄いと思う。見ないともったいないよ。 ■amzon.UKからBD「座頭市」「ボーン・アイデンティティ」BOX、「バットマン」BDX、DVD「荒ぶる魂たち」が届く。 ■車検に出した車が戻る。 ■シネマヴェーラ渋谷「地獄 監督:神代辰巳」。 神代meets東映という水と油な作品。初見時同様、睡魔との戦い。突然、崖に引っ張れる原田美枝子や掘ったて小屋内で落下しながらのセックスといった見せ場は素晴らしいが、カット割りによって緊張感が途切れてしまう。 続けて「赫い髪の女 監督:神代辰巳」。 VHSでは持っているけどスクリーンでは初めて。「RAMPO」とは比べ物にならないほどちゃんと匂いのする映画。時間軸ではなく、人物の感情に沿った編集がかっちょいい。見直してセックスシーンが意外と省略されていることに気付いた。 ■シネマライズ「レスラ

    神代二本立てと「レスラー」 - every japanese woman cooks her own curry
  • サラとカイルのいた部屋 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    1984年。一の低予算SF映画が話題を呼ぶ。「ターミネーター」の第一作目である。 スカイネットというコンピューターネットワークに支配された暗黒の未来。人類は機械を相手に暗澹たる闘いを繰り広げていた。ある男が現れるまで。その男の名はジョン・コナー。機械軍:スカイネットに立ち向かい、人々に希望を与え、レジスタンスの指導者となった男。機械軍はそんな希望をも根絶やしにしてやろうと、ジョン・コナーの母親が、彼を出産する前に抹殺すべく、人型の殺戮マシンを過去の1984年に送り込む。そしてレジスタンス側もその計画を嗅ぎ付け、ジョン・コナーの母:サラ・コナー抹殺を阻止すべく、カイル・リースという一人の若き兵士を84年に送り込むのだが…。 もう今や、これ以上の説明は無用であろう、という程に浸透したこのシリーズ。一応、上記あらすじの先を説明すると、殺戮マシン:ターミネーターから逃れるために行動を共にするサラ

    サラとカイルのいた部屋 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
    All_Mine
    All_Mine 2009/06/25
    こういう風に語られる映画はとても幸せだなー。
  • 『レスラー』で嗚咽 - にゃんにゃんゾンビ村

    吉祥寺バウスシアターで『レスラー』を観た。思わず嗚咽を漏らしてしまった。いろいろな理由があるけれど、個人的には父を始めとする身近なミュージシャンのことを思い出してしまった。 いい年をして飲み屋で殴り合いの喧嘩をしたり、いい年をしてハッパ吸って逮捕されたり、いい年をして若い女の子とセックスしたり、いい年をして夢を語ったり(あ、ウチの親父は小心者なので逮捕はないみたい)。 子どものときには、ばかばかしくてつきあってられないと思っていた。考えてもみてよ。家にはあまり帰ってこないし、帰ってくれば酒臭いし、家賃は入れないし、しょっちゅう夫婦喧嘩してるし、そのくせ外ではミュージシャンとしてちやほやされてる。 映画の中で、ミッキー・ロークが娘に会いに行くところ。俺なんて、ばかばかしくて泣いちゃうよ。心臓発作起こしてレスラーを続けられなくて寂しい? ああ、わかるよ。すげえわかる。 俺が結婚をすると決めたと

    『レスラー』で嗚咽 - にゃんにゃんゾンビ村
  • とり残されて「レスラー」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    「レスラー」を観ました(@シネマライズ)。 ランディ“ザ・ラム”ロビンソンは80年代に活躍したプロレスラー。そんな彼も今では老体に鞭打ち、小規模な地方興行に出場して稼ぎを得ている毎日で、それもスーパーマーケットのパートタイムで働く傍らに、という有様。ある日、ランディは長年使用してきたステロイドが原因で心臓発作を起こし、病院に運ばれてしまう。「復帰は死を意味する」と医者に釘を刺されたランディは引退を決意。しかし、リングを奪われ、リングの場外での暮らしはランディを徐々に追い込み、死が明らかなのがわかっていながら、彼はかつてのライバル:アヤトーラとのリ・マッチに出場することを決意するのだが・・・。というお話。 ストーリーとしては「2時間ドラマもかくや」という程、ベタもベタ。しかしそこに息衝く人々は、どうしようもなくリアルで、哀れで、可笑しく、そして愛おしい。監督のダーレン・アロノフスキーという人

    とり残されて「レスラー」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
    All_Mine
    All_Mine 2009/06/17
    観たくなるレヴュー/平民さんが書いているように、もっと読みたくなってしまった。
  • ブルース・スプリングスティーン「レスラー」 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    ひとつの芸しかできない子馬が楽しく自由に野原を駆けるのを見たことがあるかい? あれは俺なのさ 片脚の犬が通りを歩いていくのを見たことがあるかい? あれも俺なのさ 見たはずだよ 俺が旅して回るのを 見たはずだよ 一試合ごとに俺が何かを失うのを 見たはずだよ 俺が血を流して観客を喜ばせるのを 言ってくれ これ以上、何を望むんだ? 言ってくれ これ以上、何が欲しいんだ? ボロと籾殻しか詰まってない案山子を見たことがあるかい? あれは俺なのさ 風に向かって拳を振るう片腕の男を見たことがあるかい? あれも俺なのさ 見たはずだよ 俺が旅して回るのを 見たはずだよ 一試合ごとに俺が何かを失うのを 見たはずだよ 俺が血を流して観客を喜ばせるのを 言ってくれ これ以上、何を望むんだ? 言ってくれ これ以上、何が欲しいんだ? やすらぎを与えてくれるものから 俺は去ってしまう 帰るべき家を買う金はない 俺が唯一

    ブルース・スプリングスティーン「レスラー」 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記