2024.06 << 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 >> 2024.08 東日本大震災から二年が経過しました。 自分は何か出来るわけではないのですが。 せめて、このような形で震災について語ることくらいしかできません。 東日本大震災における自衛隊の救助活動を日誌形式で紹介する本です。 とにかく名著です。 著者は「制作補佐官」というポストについており制服組と背広組とつなぐ役割のようです。 役所としての自衛隊と、現場としての自衛官のあいだを取り持つ役目ですね。 大変ストレスの掛かりそうな仕事である。 日記として書いたものを、著書として出版するには大変躊躇したそう。 しかし現場の「生の声」「叫び」「思い」のようなものを伝えたいと先輩から諭され出版を決めたそうです。 確かに、この本にはそういう叫びや思いが詰まっています。