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2016年8月30日のブックマーク (1件)

  • p値

    << トップページへ << 目次へ 最終更新日: 2009.9.5 有意確率 統計的仮説のページでは帰無仮説と対立仮説について述べましたが、何を基準に(どのような値をもって)帰無仮説が棄却されるか否かを判断すればよいでしょうか。現在ではコンピュータの発展に伴い、容易にp値を計算することができるようになったので、このp値を見ることによって直接的に判断することができます。 p値とは「帰無仮説が正しいという条件の下で、検定統計量の値より大きな値が得られる確率」のことです。これがどういうことかを詳しく説明してみましょう。まず実験や調査によって得られる結果が常に正しいという場合、帰無仮説が正しいという事象をA、帰無仮説が棄却されるという事象をBとしてベン図で表現すると次のようになります。 これはAとBが決して交わらない、すなわち、どのような実験を行っても必ずAかBのどちらかしか起こりえないということ