日蓮宗ってのは歴史的経緯(不受不施派)から、江戸幕府による統制が厳しく、普通なら教学派ごとに 本山を立てるところを身延山に全部押し込めてしまってるんですね。 その後明治期以降に完全に独立したのは勝劣派のうち冨士門流、つまり日蓮正宗という多分に原理主義的なところだけで、 他は昭和16年合同の勝劣派二宗と一致派による連合宗派のままです。つまり、末寺に対する縛りが緩い。 で、日蓮宗は伝統宗教の中では伝道布教の為ならなんでもあり、な雰囲気があるので、古刹でもこういうのがやりやすいです。 お東騒動以前の真宗大谷派も築地本願寺にパイプオルガン入れたりとか、いろいろ試行錯誤してましたが。 でも、萌えで一番得をしてるのは実は神道だったりします。 初詣の三が日で収入の七割を稼ぎ出す神社がほとんどで、それ以外の時期に菊人形やらのイベントで集客してるような やる気のある神社は茶店の巫女装束くらいは当然考えている