林外相が国会対応のため、G20外相会合を欠席したことについて、国内外で批判が噴出しています。野党は「53秒の答弁のため、国益を損ねた」と批判。自民党内からも「調整不足」との声が上がり、インドの主要メディアは、「日本の信じられない対応にインド衝撃」との見出しで報じました。 ◇ インドで現在、開催されているG20外相会合。アメリカのブリンケン国務長官やロシアのラブロフ外相が出席し、ウクライナ侵攻などの問題を議論する、“極めて重要な外交の場”となっています。しかし、日本を代表して、この会合に出席したのは山田外務副大臣です。林外相は、国会の審議に参加するため、G20を欠席していたのです。この欠席について、2日の国会でもとりあげられました。 日本維新の会 音喜多政調会長 「総理はなぜ、この国益を損なうような判断を政府与党内でされてしまったのか」 岸田首相 「国会を含む国内での公務の日程・内容等を総合