ブックマーク / kame710.hatenablog.com (225)

  • 2021.7.20 バーチャルで「自己実現」? - カメキチの目

    2回目、おしまいです。 ーーーーーーーーーー 【引用】 ①「人々が現実の世界に失望し、バーチャルな世界で自己実現したいという欲求が高まっている。 それをポピュリズムはうまく利用しています。 現実の世界は厳しいけれど、ネットで悪口を書いて相手が炎上したら勝ったような気分になれて、 ますますやめられなくなる。… パチンコ屋さんの大音響と同じですよね。あまりに騒がしい中にいると判断力が停止してしまう。 それがポピュリズムの力の源泉になっているような気がします」 ②「逆に言うと、インターネットで(人々の欲求が丸裸になったことで)社会がリアル(当の姿)に 近づいたんですよ。 自己愛とか承認欲求とか競争心とか、そういうものは教育とか倫理とか、いろんなもので縛ってきた… ネットでそのタガが外れたということでしょう」 ③「バーチャルといわれている世界で、人間の音、性が出てきた。自己愛とか承認欲求です

    2021.7.20 バーチャルで「自己実現」? - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/07/21
    これからの世代はリアルもバーチャルも等価に感じ扱っていくのだろうなと思います。そして私は考えが旧世代に属しているので、バーチャルよりも頭で考えることよりも体で体感したことにしか実感を見出せません(^^)
  • 2021.7.16 AIの時代だからこそ…「人が生きるとは…」 - カメキチの目

    『AIの壁』  養老孟司 という新書を読んだ。 著者は、長いあいだヒトの身体をみてこられたこともあってか、ものごとを考える とき、「身体」からの発想を基とされる。 心に深く感じたことを2回に分けて書きます。 ーーーーーーーーーー 【引用】 「〈AI時代だからこそ見えてきた「人が生きるとはどういうことか」〉 (「ブラック企業」という言葉も)「仕事も、適当にね」「仕事人生じゃないんだよ」ということが 普通になったから出てきた言葉でしょう。 当ったり前のことを、わざわざ考えなきゃいけない時代とも言えますね」 … 〈「AI時代の教育に必要なのは「五感によるインプット」〉 新しい発見とは、多分「自分に関する発見」なんですよ。世間の評価なんてどうでもいい。 自分が今まで知らなかったことがある。…「あっ!」と思うわけです。… 答えをあらかじめ提示されちゃえば、発見の喜びは削がれますから。 だから子ど

    2021.7.16 AIの時代だからこそ…「人が生きるとは…」 - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/07/18
    自分のこの歳になっても無知なゆえに日々自分にとっての新しい発見に喜びを感じている身としては、まさにそれそれ!!と膝を打つ思いでした。
  • 2021.7.9 「経済」とは「経世済民」(人民を救うことだぞ! 「催眠」にかけ「細民」にすることでは決してない) - カメキチの目

    経済産業省のまだ20代の官僚二人が「コロナ給付金」をだまし取り、自分たちの 遊興に使ったというニュースを聞いたとき、唖然とした。 同時に、 「拝金主義」、カネ、カネ、カネ…の世(NHKニュースの終わりで必ず「きょうの株価は…」と 報じられるようになったのはいつからか?)、政府では、おおいにあることだと思った。 (「あり得る」ではありません) 反射的に、 「赤木ファイル」の赤木俊夫さんを想った。 (ポケットにはいつも「国家公務員倫理カード」が入っていたという。亡くなれたときもポケットに あった。よく見ておられたのだろう、ボロボロになっていたらしい) 若い二人も赤木さんと同じく国家公務員。20代でも二人は「官僚」(「役人」)。 赤木さんより「偉く」て、国の政策に影響力を与える身分らしい。 (どこから「官僚」と呼ばれるのだろうか?つまらぬことを思っていたら、とつじょ気がついた。 警察組織でよくい

    2021.7.9 「経済」とは「経世済民」(人民を救うことだぞ! 「催眠」にかけ「細民」にすることでは決してない) - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/07/12
    自分にとっての喜びとは何か。考えさせられます。
  • 2021.7.6 『自分のなかに歴史をよむ』 - カメキチの目

    『自分のなかに歴史をよむ』  阿部勤也 (グーグル画像より) という古い新書を読んだ。 「自分のなか」と「歴史」という言葉に惹かれたのだった。 (阿部勤也さんは有名な歴史学者で、ご専門は中世のヨーロッパ) 中世のヨーロッパには興味はないので阿部さんの著作を読んだことはなかったが、 このは著者がなんでどのようにして中世のヨーロッパを研究をするようになった かを、子ども時代にさかのぼり自伝的に語りかけるよう書かれていた。 なんでも修道院、尼さんが身近なキリスト教的な環境で育ったという偶然だった とのこと。 (生意気だったころ、「歴史に残るような発明・発見は、○○がやったとなっているが△△だった かもしれない。早かれ遅かれ誰かがやったに違いない。それが歴史の必然…」と考えていた。 それはいまも変わらない。そうだけど屁にもならぬつまらない考えだと、思うようになった) ある人が、なぜ今あるようにあ

    2021.7.6 『自分のなかに歴史をよむ』 - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/07/07
    自分のなかに歴史をよむっていうのは面白い視点ですね。結構振り返ってみると、なぜそうしたか、なぜ今こうあるのかが分かってるようで分からないので、そういう視点でとらえるの大事だな、と思いました。
  • 2021.7.2 初夏の花 - カメキチの目

    写真を撮るのはホント、楽しくおもしろい。 天気がいいと、陽の光が射しこんで被写体に陰影ができ、撮りたいものが増える。 たまには写真展に出してみようかと思うくらい、自分では芸術性を感じるような 「上出来」がある。 上出来とはあくまで主感で「」付きだけど、自己満足できる。 (写真を撮るとき、前々から感じてはいたのですが言葉にまで昇華できなかった思いが最近よんだに 書かれてありました《こののことはいずれ書くつもり》。 『「生きもの」感覚で生きる』 中村桂子・著 といいます。 【引用】「自然にはなにかわからないこと、新しいことがたくさんあります。 テレビやコンピュータのなかにあるものは、たとえ自然を扱ったものでも誰かが取り出した情報です。 自分で直接自然に接し、興味深いことを切り取ってくることで、想像力、創造力ができあがっていきます こうして、ほかの誰のものでもない私の一生ができていくのではな

    2021.7.2 初夏の花 - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/07/06
    すごい!!どの写真もすばらしいのですが、特に最後から二枚目の写真!!深く神秘的な美しさにあふれていてずーっと見続けたいと思いました!!!
  • 2021.6.29 「忘れること」と「自分であること」 - カメキチの目

    終りは、「忘却」(忘れること)と「アイデンティティ(自分であること)」。 ーーーーーーーーーー 「忘却」 【引用】 「「忘れたこと」は何であったのかを忘れてしまうのだ。 つまり、「忘れたこと」の内容は忘却しているにもかかわらず、「『忘れたこと』を忘れた状態」 であることを感受しているため、一層の〈不安〉に晒されることになる。これこそが「認知症」と 呼ばれる当事者の〈不安〉を形成するのだ。 … 「忘却」とは、言うなれば、私たちが「自分」を保つ上でこの上なく必要な情報処理の装置なのだ。 また「記憶」とは、日々の様々な出来事を「過去」の情報へと変換して飼い慣らしていくための、 これまた必要な情報処理の装置である。 だから、私たちは「忘却」すると同時に、「記憶」していくことで、「自分」という存在を 辛うじて保っているのである。 … 「何を忘れたのかは分からないけど、何かおかしい」という経験こそが、

    2021.6.29 「忘れること」と「自分であること」 - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/06/30
    私という呪縛は強く感じますし外部からも感じますが、しかし案外自分自身が私というものに縛られているんですよね。はみ出すとなんかいけないことをしているような。まずは自分が私から自由になることを目指します!
  • 2021.6.18 老いの意味 - カメキチの目

    3回目、最後です。 ③ 「老い」の意味 老いの盛りにある私のような者だけでなく、若い人に読まれてほしい。 (と、強く思った) 終りのころ、「人間にとっての老い」ということで次の一文があった。 【引用】「〈人間にとっての老い〉 生命体に宿っている死というシステムが存在する意味は一体何なのでしょうか。 科学的には、「新たな遺伝子として生命を更新するためにある」と言えるでしょう。 哲学的には、「個人としてのアイデンティティを確立するためにある」と言えるかと思います。 「死」の存在を知ることによって、人間は宇宙という「全」のなかで「個」としての己を認識できる ようになっているにちがいありません。 そこで生まれるアイデンティティを追求し、表現してゆく過程が”老い“ということではないでしょうか … 遺伝子に支配された細胞死による寿命という宿命に、同時に個としての自由が生かされているのです。 … 「死」

    2021.6.18 老いの意味 - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/06/25
    出会いの真の意味に気づくのは、長い時間を経てからのこと…なるほど。そうかもしれないですね。今はまだそこまで長い、広い視野は持ててないかなぁ。もうしばらくはあがきつつ前に進みつつ、です。
  • 2021.6.22 諦めよう! 流されよう! - カメキチの目

    「老い」のが続いているが、また読んだ。 (若いお坊さんが仏教の立場で書かれたもの。情熱をこめたやさしい言葉で語られた平易な話だった。 前回の科学の視点からとはまた違い、「老い」といっても切り口によりいろいろある。 それがいい) 『老いて自由になる』  平井正修  という。 二つ書きます。 ーーーーーーーーーー ① 諦めることのたいせつさ ふつうは(あくまで愛情からの叱咤激励のつもりで)「諦めるな!(もっと)頑張れ」 と言う。 しかし、努力・忍耐・辛抱・根性がたいせつでも、これら「頑張り」だけでは どうにもならないものが生きるなかにはあるということは、誰だってわかる。 人生には「運」とか「定め」、「ラッキー」と「アンラッキー」が厳然とある。 著者は言う。 われわれは人生に対し、「無力」を感じ「諦める」ことで前に進められる、と。 続けて言う。 【引用】 「私たちは長い間、便利な文明社会を生き

    2021.6.22 諦めよう! 流されよう! - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/06/25
    いいですね!!とても勢いと自由を感じます(^^)/
  • 2021.6.25 「できたことが、できなくなる」… - カメキチの目

    またまた「老い」の話。 こんどは大学の社会学の先生が著者なのですが、アカデミックな中身ではありません。 〈老い衰えゆくこと〉は「できていたことができなくなる」ことであるとし、それが行き着いたところ 「介護」の現場で見聞きした具体的なケースごとの体験を下敷きに、その具体的事実を述べ、考察する 形で述べられます) 『老い衰えゆくことの発見』  天田城介   という。 (グーグル画像より) 「はじめに」で、〈老い衰えゆくこと〉という誰にも訪れる生命現象への対応を 人は「介護」という形でなそうとしているが、その際、現代でも日は親子という 「運命の呪縛」により、家族が親の介護をするのがあたり前だとされていると 述べられる。 【引用】「「選ぶことができない関係」のもとで関係を形成を形成してきたこと自体が、 「この関係」を選択することを余儀なくさせているのだ。 「親を選ぶことができない」中で形成されて

    2021.6.25 「できたことが、できなくなる」… - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/06/25
    実は私の仕事が行政の介護関連ですし、いずれ親が、そして自分自身が、避けて通れない「問題」ですね。問題、ではない言葉で捉えていきたいなぁと今はぼんやり思います。
  • 2021.6.8 ニヒリズム - カメキチの目

    図書館で私の借りるは古いのが多く、順番待ちはない。 の題名に惹かれただけで借りることもあり「ハズレ」も多く、パラパラめくる だけで「やーめた!」となって、返すものがよくある。 これもそんな1冊だった。 『哲学の密かな闘い』  永井 均 著 新書版よりちょっと大き目の。 10分の1くらい読んで、やめた。 (グーグル画像より) (なぜやめたか?続かないか?→根は「根性なし」。よく自覚している。 ただ読書に限っていうと、とくに哲学が好きというわけではないけれど、「あたり前」、「常識」、 「普通」といわれているものをいったんくつがえし、「そもそも…」と根から問うのは好きだし、 世の大勢に惑わされず静かに生きていきたいので必要だと思っている。 で、これはおもしろそうな書名だったのでとびついた。 しかし、「哲学」だから仕方ないのだろうが、「自分」とは?「意識」とは?「存在」とは? 「実体」と

    2021.6.8 ニヒリズム - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/06/10
    あーニヒリズム、ちょっとイメージと違ったかもです。ネガティブにとらえていたんですが、そういうのとも違うかな。最後の恋の話は僕は分かりすぎるくらい分かりました(笑)
  • 2021.6.1 読書記事 - カメキチの目

    ブログをやろうと思った動機は、自分の人生にはまったく予定になかった障害者に なり、「さて、どういう気もちでこれから生きてゆくか…」と悩んでいたころ、 偶然、屋さんで禅語の文庫に出会い、知ることになった言葉がとても新鮮に 心に響き、その禅語を多くの方に知っていただきたいからだった。 (それもあるけれど書くことが自分には復習になるからです。 それに前回書いたように、退職して 自由な時間がいっぱいできたからです) 禅語も知っているものが少なくて底をつきかけ、このごろの記事はもっぱら のことばかりになっている。 (しかし、禅語もテレビも要はみなさんに「よろしかったら聞いてください」ということばかりで 同じでした) ーーーーーーーーーー 私の読書記事はたいてい「読んでよかった」で始めるけれど、そういうものしか 記事にしないからである。 若いときから好きなは読みたかったが、仕事をしていたら

    2021.6.1 読書記事 - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/06/01
    とても素敵です。そんな生半可な言葉では済まない、壮絶な体験や煩悶、決断がおありの人生だと思いますが、そういうことを含めて、さりげない短い文章にまとめられていることを尊敬します。
  • 2021.5.21 生きるために、それほど働かなくてはならないのか?  - カメキチの目

    仕事と日人』  武田晴人 というを読んだ。 新書版なのだが、中身がたいへん濃かった。 (グーグル画像より) 「あとがき」に書かれていた著者の姿勢が、全体を貫いていた。 【引用】 「競争という手段、企業の営利性、金銭的な報酬で計られる労働の価値などは、 現代社会において普遍的な真理であるかのように語られている。 しかし、それは競争という手段への過信に過ぎず、営利性の追求が企業の社会的な機能をゆがめ、 金銭的な報酬の多寡への注目は、それとは異なる労働の意味を問いかけることを妨げている病根 のように見える」 (注:青赤とも太字はこちらでしました) 心に強く響いたことだけ3回に分けて書きます。 (次回以降も引用の文章は青字で書きます。長い引用文はいつも通り、【引用】とします) ーーーーーーーーーー ① 生きるために、それほど働かなくてはならないのか? 【引用】 「人びとは生きるために必要な

    2021.5.21 生きるために、それほど働かなくてはならないのか?  - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/05/26
    そうかもしれないですねー。これ、結構自分で自分を縛っている側面もあるかもしれないですね。もちろん、その縛る自分の価値観は社会からの圧迫であるんですが。
  • 2121.5.25 働く主人公は私 - カメキチの目

    2回目は、「働く」ことそのもの。 ーーーーーーーーーー ② 働く主人公は、私 - 主体的に働く 江戸時代の「労働集約的な農家経営と手工業生産」ということで、 次のような記述があり、考えさせられた。 【引用】 「労働の主人 近代に至るまでの農民たちの働き方は、多様な課題を一人でマネージメントする… 労働の多様性 (労働の)内容の多様性です。ひとりでいろいろなtaskをこなす… 社会的な分業の未熟さ 江戸時代の農民たちはさまざまな課題を抱え、それに即して多様な仕事をこなしていました。… 経済発展が未熟であるために、誰もがそれぞれの仕事に必要な最低限の技能をそれぞれもって いなければ生活がたちゆかなかったからです…」 (注:(黒字)と太字はこちらでしました) 農民の主な仕事は田畑で米や野菜などべるものを生産するという、人の生存に 直接関わる営みだが、家族みんなの労働として「着る、住む(休む)」

    2121.5.25 働く主人公は私 - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/05/26
    仕事が自己実現っていう考えは順調なときはいいんですが、困難に直面したときは結構つらい考え方になるんですよね。社会の穴埋めっていう方がはるかにいい考え方だと思います!
  • 2021.5.18 怒ること - カメキチの目

    怒らないですむなら怒らないでいたい。 毎日を穏やかに暮らしたい。 個人的な身のまわりのことなら(努力すれば)平静でいられるけれど、 世の中、社会に目を向ければダメである。 (某議員や官僚の不祥事などを聞くにつけわざわざ抑揚をつけ、「バーカ!」と呟きたくなる。 やむにやまれずときどき実行し、そんな私も彼らと同類に見えるから「やめて!」と言われる) 社会まではムリでも、個人的なことだけでも怒らないですむ手軽な方法を 期待し、「HOW TO」だけわかればいいと思い、このを読んだ。 『怒らないこと』 アルボムッレ・スマナサーラ・著 (著者は、スリランカの上座《昔は「南伝」とか「小乗」と呼ばれた》仏教の長老) (グーグル画像より) 長老は傾聴すべきことを、わかりやすく親切に述べてくださった。 私にはとくに二つのことが強く胸に響いた。 というのは、これまで似たようなはけっこう読んだけれど、こういう

    2021.5.18 怒ること - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/05/20
    いやぁ、すぐカッとなる自分には実に耳に痛い、重い話でした。なんかほんと、痛いところを突かれている感じだなぁ。
  • 2021.5.11 デジタルポピュリズム(前) - カメキチの目

    『デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義』福田直子・著 というを読み、とても強く感じるところがあった。 新書でとても読みやすい。 このを読んだ数日後、たまたま録っていたNHKのETV特集 「SNS揺れる民主主義」という番組をみることになった。 に書いてあったようなことを映像でも感じることになった。 は3年前の発行なので、テレビの出だしで世界に衝撃を与えたという アメリカ国会議事堂への熱狂的なトランプ支持者の「襲撃」騒動は まだ起きていなかったが、福田直子さんも「デジタルポピュリズム」 SNSが、3年後にこんな暴挙を引き起こすとは想像されなかっただろう。 (いや、されただろうか。 SNSはフェイクだろうと何だろうと、好きなこと書きたい放題、発信し放題。 もしツイッターがなかったら大統領になれなかったと自分でも認めているトランプ。 「ツイッター大統領」が直前の集会で熱狂的な

    2021.5.11 デジタルポピュリズム(前) - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/05/12
    基本的に自分が生で触れた現場以外のものすべてが情報で、情報はいともたやすくコントロールできるので、自分が汗をかいて体験したもの以外はそういう目で見るようにしています。
  • 2021.5.7 『永遠のお出かけ』 - カメキチの目

    前にも記事に書いた益田ミリさんのエッセイをまた読んだ。 『永遠のお出かけ』という。 (「グーグル画像」より) 「永遠のお出かけ」というのは死で、お父さんが亡くなられたのだろう と想ったらそうだった。 今回はお父さん(お母さんも)との思い出を中心に21の話が書かれてある 益田ミリさんは40代漫画家でエッセイスト。 だいたいがエピソード話で、普通の庶民なら誰もが感じるとても身近な 生活くさい、でも心にツンとくる話が多い。 とくに今度のはお父さんとの思い出の話がよくあったので、 郷愁を引きおこす昔話が大すき老人にはよかった。 ガンで余命宣告を受け、亡くなられるまでのお父さん。 いて「あたり前」だった人が、ある日、いなくなった。 「永遠のお出かけ」 (さすがは益田さん! 心にピッタリくる表現をされるなぁと感心した) みんな何でもないような話であるが、心に響いた三つのことを。 ----------

    2021.5.7 『永遠のお出かけ』 - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/05/12
    しんみりしますね。永遠のお出かけ。すごくいい表現です。とてもしっくりきます!
  • 2021.4.30 「常識」とか「思いこみ」を疑ってみる - カメキチの目

    『新しい論語』(小倉紀蔵・著)という新書を読み、記事の題名にあげたことを 強く感じた。 (グーグル画像より) は著者が「新しい論語」を著したということではなく、孔子と論語の読み方を 新しい観点からの解釈を述べられたもので、それがとても大胆で刺激的だった。 これまで自分が抱いていた「孔子」「論語」像をぶち壊し、変えるものだった。 ーーーーーーーーーー 『論語』といえば私には、中学生のときの国語教科書に載っていた言葉、 「巧言令色鮮し仁」である。 (他はすべてサッパリ忘れているのに、この言葉と杜甫の「国破れて山河在り」だけウソみたいに しっかり覚えており忘れることがなかった。14か15だった私の心によほど感じることがあったのか。 「光陰……」「故きを…」「…三十にして立つ…」など有名な他の言葉はずっとあと知った) 著者はいう。 ① 孔子の教え(儒教)は、ちょうどブッダの教えが東方に伝えられ

    2021.4.30 「常識」とか「思いこみ」を疑ってみる - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/05/03
    あ~まさに孔子、論語って固定概念しか持ってないです。そういうの他にも多いなぁ。自分の持っている知識をたまに棚卸して見直すのって必要ですね。
  • 2021.4.27 救い(後)‐ 救いとしての死 - カメキチの目

    死を思うとき、いちばん残念なのはだいじな人と永遠に別れなければならないこと だが、死は逃れようのないことだとあきらめ覚悟したとき、 ①できれば(たとえ死は瞬時のことでも)痛くないように ②(死後の世界は信じていないが)もしあれば、「地獄」に堕ちず、 「ヘブン」「極楽浄土」に行かれますように ③遺された者はみんな幸せでありますように と願う。 (③以後も考えれば思いつきますが、この辺で) ①②③は希望なのだけれど、叶えられると想うと生きることの救いになる。 で、実現すると信じよう! ---------- 「死ぬのはイヤ」だが、だからといって永遠に生き続けたいとは 多くの人は望まないと思う。 (「不死」を願うとはいっても、ほとんどの人が現実的(可能性を信じて)に願うのは90、100、 せいぜい100余りまでくらい、ほどほどより少し上くらいだと思う) 最先端の医学、医療技術は、多くの病気を見つけ

    2021.4.27 救い(後)‐ 救いとしての死 - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/04/27
    不慮の死や親より先に死ぬのは不幸だと感じていますが、死自体は全く持って忌避するものでもなく、自分亡きあとに残された人がその先も暮らしていける準備が整えば全然嫌なものではないなぁと感じています。
  • 2021.4.13 「いちばん大切なものがわからくなると、人間は不安定になる」 - カメキチの目

    『小熊英二時評集 私たちはどこへ行こうとしているのか』 というのなかでのひと言が強く胸に響いた。 (グーグル画像より) 「いちばん大切なものがわからなくなると、 人間は不安定になる」 は2016年の出版で、とくに東北大震災以後の日社会の時々のさまざまな問題 への著者の思い、考えが述べられたもの。 その中にあった上のひと言に、強いインパクトを受けた。 ---------- 社会のなかで生きている、生活している人間。 生きていれば、いろいろとある。 時代・場所はさまざまでも、その中身は人によって違うけれど、どうすべきか悩み 迷うこと自体は普遍的な事実。 そして、「いちばん大切なものがわからなくなると、人間は不安定になる」 ということも普遍的な事実だと思った。 はうなずくことがいっぱいあったけれど、この言葉に出あうために読んできた ような気がした。 (4日前の散歩で出あった桜。これに出あ

    2021.4.13 「いちばん大切なものがわからくなると、人間は不安定になる」 - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/04/13
    この言葉、ずしりときます。自分が過去不安定になっているときは確かにそれが分からなくなっていたな、と思います。頭では分かっても感覚として。今はそこを見失わないでいられていると感じています。
  • 2021.4.1 一期一会 ② - カメキチの目

    写すときは杖を突いたままというわけにはいかず、杖の紐を手首にかける。 すると身体がフラフラしているのでよくブレる。 ブレると狙いどおりにはいっていない。 長く写真をやっているけれど、「トリミング」という編集作業は面倒くさいと 思い、パソコンではラクラクできることは知っていたけれどやったことなかった。 今回はじめてやった。 よくなったのかどうかわからないけれど、やってよかった。 (不要な部分を消す。まるで自分のブログ文章の見なおし、推敲をしているみたいでした) ちりとてちん

    2021.4.1 一期一会 ② - カメキチの目
    Aozora100
    Aozora100 2021/04/07
    これまたすごくいいです!!木の間から覗く子供がまたいいですね~・・・ちゃんと編集されたんですね。僕はめんどくさくてパソコン取り込んでからの編集って全くやらないです(汗)