希望。 ここでの「希望」は、『人生の終わりをしなやかに』という本にあるので、 重篤な病気を前にしての希望ということ。つまり、治癒の可能性など。 だが、この言葉自体はいろいろなとき、とくに危機に陥った場合、 そこから脱出しようとするとき使われる。 病気が治る、よくなる可能性だけではなく、希望を持つことの大切さをあらためて 強く思った。 「希望」を想っていたら、突然、若いとき聞いた「♪希望という名のあなたを たずねて…」という歌が脳の奥底で響いてきた。 www.youtube.com この歌は恋の希望だけど、「希望(きぼう)」というのは、ほんとうにいい言葉。 ーーーーーーーーーー 「〈希望は現在の私の姿勢に〉 希望はどこにあり得るでしょうか-どのような仕方であれ、「死へと向かう目下の生それ自体に」 と応えるしかないと私は考えています。 〈現在の生への二重の視線〉 終わりのある道行を歩むこと、今