勢力を広げるフランスの右翼・国民戦線(FN)のジャンマリ・ルペン前党首が2日、ユダヤ人虐殺に使われた「ガス室」について、「大戦中のささいなこと」と発言した。検察当局が、人道上の罪にあたる可能性があるとして、予備的な捜査に乗り出した。 ルペン氏はかねて、同様の発言をして有罪判決を受けたことがある。2日に出たテレビ番組で過去の発言について、「ささいなことというのが真実だと思うし、後悔したこともない」などと述べた。 これに対しカズヌーブ内相は「耐え難い発言だ」と批判した。検察当局は、人種差別やユダヤ人差別を禁じる法律に触れる可能性があるとみている模様だ。 FNは、ジャンマリ氏の三女の… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただ