印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Intelは今週、ムーアの法則、さらには半導体業界全体の進化をあと10年継続させるのに役立つトランジスタのプロトタイプを発表する計画だ。 Intelと英Qinetiqが共同設計したこのトランジスタは、従来のトランジスタと同様に、ソース(電子の発生源)とドレイン(最終到達先)をチャネルで接続する構造となっている。チャネル間の電子の流れはゲートがコントロールする。ソースからドレインへの流れをコントロールすることで、計算処理の1と0が決まる。 一方、従来のトランジスタと異なるのは、チャネルに使われているのがシリコンではなく、インジウム(In)とアンチモン(Sb)の化合物であるアンチモン化インジウムという点だ。これら2つは、元素周期表上の並びか