11月1日(米国時間)にMicrosoft会長のBill Gates氏により、これまでPC上で利用していたソフトウェアの「ライブ化」を促すオンラインサービスが発表された。近年急激に伸びている広告市場を見据えた上での決断ともいえ、Microsoftの戦略に新たな柱が加わったことになる。独自サーチエンジンの開発や大規模な組織改編など、Microsoftが起こしてきた大きな動きが今後どのように影響していくのか。日本でも既にベータ版が提供されている「Windows Live」の詳細も含め、マイクロソフト執行役MSN事業部事業部長の塚本良江氏に聞いた。 --日本のMSNでは、2005年6月末に独自のサーチエンジンへと変更されましたが(関連記事)、これまでとはどう異なるのでしょうか。また、ポータルサイトを提供する事業者としてなぜ独自の検索サービスに参入したのかを教えてください。 まず、MSNのユーザー