小倉です。 30日の「自由と生存のメーデー06」のデモを弾圧した警察当局は「共謀罪が 成立したらデモを計画段階でつぶしてやれたのに」と思っていたに違いない。 この日のデモに対して動員された警察官の数も尋常ではないことから、警察側 は、あらかじめ検挙を目的とした露骨な弾圧を意図していたとみることができる。 この弾圧は、次の三つの点で、たいへん大きな問題をはらんでいると思う。 第一に、。デモ出発にあたって、警察は、音楽を流すことを禁じた。これは、明 らかに、憲法が保障している言論・表現の自由へのあからさまな侵害行為だ。た かが音楽がそんなに「恐い」のだろうか? 第二に、昨年12月の天皇誕生日に、おなじ渋谷区で行われた反天皇制運動連絡 会の集会への右翼の抗議では、街宣車が大音量の音で会場周辺を練り歩いていた が、警察はこうした大音量を規制していない。私は、規制しろといいたいのでは ない。右翼に対