「産業道路駅」の新しい名前をつけてください――。京急電鉄は同社創立120周年記念事業として、沿線に住む小中学生を対象に、同駅(川崎市川崎区)の駅名変更案を募集する。駅の地下化に伴い、近くを通る通称「産業道路」と呼ばれる県道とのゆかりが薄くなるための措置。都内や横浜市にある45駅についても新名称を募集し、数駅について新駅名を検討するという。 京急によると、名称変更案の募集対象駅は、都営浅草線と共同使用になっている泉岳寺を除く同社の72駅のうち46駅。品川や横浜、上大岡など他社線との乗り換えの最寄り駅になっていたり、川崎大師や金沢文庫、三浦海岸など、公共施設などへの最寄り駅として広く認知されたりしている駅は対象外となっている。 同社や川崎市によると、産業道路駅は今年度中にまず電車が地下の走行に切り替わり、暫定的な駅の運用を開始。さらに2019年度に、新地下駅の使用が始まる予定となっている。 駅