27日は土用の丑(うし)の日です。 稚魚の減少でうなぎの価格が高騰するなか、愛媛県内の養殖業者には、うなぎの代わりにどじょうの養殖を試みる動きが出ています。 愛媛県西条市のうなぎの養殖業者、宮武益男さんは、屋外に設けた池でおよそ40年間にわたり、うなぎの生産を続けています。 去年までは8つの池を使っていましたが、うなぎの稚魚「シラスウナギ」の漁獲量が減っていることから、ことし使う池は1つだけです。 年間の出荷量は去年の半分以下の2万匹にとどまり、年末にも養殖うなぎは底をつく見通しだということです。 このため宮武さんは池を有効に活用しようと、うなぎと同じ淡水で成育するどじょうの養殖を、ことし5月から始めました。 どじょうの稚魚はうなぎよりも安く、手に入りやすいことから、養殖技術を身につければうなぎの代わりに利益をあげることができると期待しています。 宮武益男さんは「シラスウナギが今後手に入る