昨今グローバルな経済競争が激しさを増すなか、アジアの中で、世界の中で日本の「国力」や「プレゼンス」が急速に低下する姿を、私はシンガポール駐在時代に目の当たりにし、一方で、日本人のアイデンティティそのものも崩れつつあるのではないかという危機的な状況の中で、いとこである中川昭一が訴えてきた「日本が危ない」「北海道が危ない」という深刻な思いを、私もいつしか共有するようになりました。 そして、北海道こそがそんな閉塞状況を打開していくうえで日本のモデル地域としてふさわしいのではないか。 そんな気持ちが高揚して、今年の5月に道庁を退職し、「みんなの党」の公認で先の参議院議員選挙にチャレンジをさせていただきました。 残念ながら結果を出すことはできませんでしたが、参院選終了以降も、道民の皆様お一人お一人の手で「みんなで北海道を強くする」というスローガンのもと、「安心と活力」、「経済と環境」が両立・調和