三洋エプソンイメージングデバイス株式会社は14日、韓国Boe Hydis Technologyと液晶ディスプレイの超広視野角化技術に関する提携を発表した。Boe Hydis Technologyが所有するAFFS(Advanced Fringe Field Switching)技術のライセンスを受け、新たな中小型ディスプレイを2006年度第1四半期までに製品化する。 AFFS技術は、LCDの制御により上下左右180度の視野角を得る技術。同時に高精細、高透過率、低消費電力を実現するという。今回の提携をBoe Hydisでは、「2004年の日立に次ぐ2番目のライセンス合意」と説明している。 三洋エプソンでは、AFFSを同社の広色域化技術「Photo Fine Chromarich」と組み合わせ、全視野で高い色再現性を持つパネルを提供するという。 ■ URL 三洋エプソン http://www.