埋められなかった3年間、創出すべき残り2カ月 U−23日本 0(4PK5)0 イタリア=トゥーロン国際大会 ■“逃げ”の意味しかなかった日本の横パス U−23日本代表は27日、トゥーロン国際ユーストーナメント準決勝でイタリアと対戦し、90分間を終えて0−0。強豪チームを最後まで苦しめ、勝負の行方はPK戦に委ねられた。そして4人目、水野のキックがGKバッシに防がれ、日本は4−5で敗れた。この結果、29日の決勝戦はチリ対イタリア、3位決定戦は日本対コートジボワールとなった。 「ワールドユース(現U−20ワールドカップ)をすごい思い出すような差だった」 と本田圭は立ち上がりを振り返った。前半、試合の入り方に失敗した日本は、イタリアとのスケールの差に圧倒された。左サイドからの攻撃で妙技を見せるジョビンコを除けば、イタリアはトリッキーなプレーはほとんどなく、強くグラウンダーのパスを蹴って、走って、