7月16日、渡辺喜美金融担当相は訪ねてきた米政府元高官に語りかけた。 「米住宅抵当金融公社の経営不安を憂慮しています。まず、日本は政府の保有分はもとより、民間に対しても住宅公社関連の債券を売らないように言います」 うなずく米要人に対し、渡辺氏は続けた。「米政府が必要とすれば日本の外貨準備の一部を公社救済のために米国に提供するべきだと考えている」 昨年8月の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライム・ローン)危機勃発(ぼっぱつ)後の金融不安は、最近表面化した連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)、連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の2公社の経営危機でさらに深刻化している。米政府や連邦準備制度理事会(FRB)は公的資金注入など公社救済策を検討中だ。しかし、公的資金必要額は住宅価格下落に比例して膨張する。両公社の住宅ローン関連債権は米住宅ローン総額の半分近い5兆2000億ドル(約550兆円)で、
西田宗千佳の ― RandomTracking ― E3 2008特別編4 マイクロソフト LIVE担当が語る Xbox 360「New Xbox Experience」の狙い 今回のE3で、もっともニュースが多かったプラットフォームはXbox 360だろう。ゲームタイトルに関する話題ももちろんだが、むしろ筆者の琴線に触れたのは、この秋に公開を予定しているXbox 360の新ユーザーインターフェイス「New Xbox Experience」だ。 UI的に新鮮であるだけでなく、映像配信などのAV機能、そしてアバターを中心としたコミュニケーションと、非常に多彩な内容をもっている。 このユーザーインターフェイス開発の指揮をとった、マイクロソフト・LIVE担当コーポレートバイスプレジデントのジョン・シャパート氏にインタビューを行ない、その狙いと機能の詳細について聞いた。 ■ コンテ
「長沼健 お別れの会」の祭壇に掲げられた遺影。会場の参列者は700人にのぼった(一般参列者除く)【宇都宮徹壱】 開場と同時に、男声合唱団による鎮魂の歌が流れる。祭壇に献花する来場者の列は途切れることなく続き、ハーフコートくらいは確保できそうな会場は、気が付くと立錐(りっすい)の余地がないくらいに埋め尽くされていた。700人くらい(一般参列者除く)はいただろうか。あらためて故人の幅広い人脈と尋常ではない影響力、そして人々を魅了してやまない人柄が偲ばれる。7月18日、都内のホテルにて「長沼健 お別れの会」がしめやかに営まれた。 日本サッカー協会最高顧問の長沼健さんが77年の波乱に満ちた生涯を閉じたのは、先月2日のことであった。おりしも、ワールドカップ(W杯)アジア3次予選、対オマーン戦が横浜で行われた日で、私を含む同業者の多くはスタジアム到着後にその悲報に接することとなった。キックオフ前には
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