米NVIDIAは15日、ビデオチップの技術説明会を開催。同社製ビデオチップ「GeForce 8」を搭載したPCで、動画のエンコード速度が飛躍的に向上する動画エンコードソフト「RapiHD」を米Elemental Technologiesと共同で開発中と発表した。 NVIDIAが2007年に公開したGeForce 8シリーズ上で動作する汎用プログラミングモデル「CUDA」を利用して開発されており、発売時期や価格などは未定となっている。 なお、Elemental Technologiesは、米国で開催中のNAB 2008にてH.264エンコードなどを高速化する「RapiHD」シリーズ5製品を発表したが、今回発表したものは、これらとは別のものとしている。 最初に1,280×720ドット/2時間のMPEG-2映像からH.264形式へのエンコード速度の比較グラフを紹介。CPUのみを利用する環境