屈辱6失点…浦和社長に大ブーイング 【浦和1―6横浜】6失点。屈辱的なシーズンにふさわしい記録的大敗だった。03年4月26日のC大阪戦以来、5年ぶりの大量失点。ラスト采配のエンゲルス監督は「あり得ない」とうなだれた。ある主力は「みんなバラバラ。崩壊する典型的な試合。今季は出られないとき、中途半端に腐る選手がいたり、良いときのレッズではなかった。テングになっていたのかも」と漏らした。 試合後、藤口社長のあいさつは「今まで聞いたことがない」(クラブ関係者)ほど、壮絶なブーイングにかき消される異常事態。観客席では「祝!藤口辞任」の横断幕が出るなど退任要求が続出した。6年ぶり無冠、監督交代をめぐるチーム内外の混乱など、迷走に拍車をかけた責任を問う声は、ここ数日、体調不良で食事も満足に取れない社長にも容赦しなかった。 だが、再生に向けた動きもあった。試合後、強化部門の新トップにチームダイレ