国立社会保障・人口問題研究所は、令和2(2020)年国勢調査の確定数を出発点とする新たな全国将来人口推計を行い、 令和5(2023)年4月26日にその結果を公表しました。 将来人口推計の概要 日本の将来推計人口とは、出生、死亡、国際人口移動について、実績値の動向をもとに仮定を設け、 日本全域の将来の人口規模、男女・年齢構成の推移について推計を行ったものです (対象は外国人を含む日本に3か月以上にわたって住んでいる、または住むことになっている総人口)。 複数の仮定に基づく複数の推計によって、将来の人口推移について一定幅の見通しを与えています。 国際的に標準とされる人口学的手法(コーホート要因法)にもとづき、人口変動要因である出生、死亡、および国際人口移動に関連する 統計指標の動向を数理モデル等により将来に投影する方法で推計しています。 今回の推計では、2020年までの実績値をもとに、2020