よくきたな。おれは逆噴射聡一郎だ。おれはこのオン・ライン講座を通し、一年近くパルプ小説の書き方を教えてきた。おまえは素手にパルプ小説を書くためのノウ・ハウをほぼ全て身につけ、あとは毎日練習し発表していくだけの局地へとたどりついた。ここからは世界とおまえの持久戦だ。 世界がおまえの作品の面白さに気づくのが先か、それともMEXICOの荒野を進むおまえの心の水が先に尽き果て・・・・途中にあったサルーンに立ち寄り1杯のつもりがついつい酒を飲み過ぎ、そのままいい気分で無料Wi-FI-のインターネットを始めて全く関係のないYOUTUBEザッピングにはまり・・・・・・やがて老いて小説も書かなくなり・・・・かわいい孫の結婚式の後、ミカン農園で家族に看取られて死ぬ・・・・・・。うまくタルサドゥームや毒サソリをかわして小説を書き上げたとしても、そのような罠が品質するのがこのメキシコの荒野なのだ。だがもし、サル