静岡県農林技術研究所森林・林業研究センターは深刻な農作物被害などをもたらすニホンジカを駆除する新手法を開発した。硝酸塩入りの餌を食べさせる方法で、従来の猟銃やワナによる捕獲に比べ人や他の動物に与える影響が小さいのが特徴だ。シカやウシなどの反すう動物はいったん飲み込んだ食物を口の中に戻し、かみ直す動作を繰り返す。こうした動物は硝酸イオンを摂取すると、胃の中の微生物が亜硝酸イオンに還元。亜硝酸イオ
石川県は11日までに、県水産総合センター美川事業所(白山市)で養殖されていたサケの稚魚約13万匹が2月上旬に死に、国が魚類の特定疾病に指定するレッドマウス病の検査で陽性が確認されたと発表した。県によると、同病の発症は国内初で、感染拡大を防ぐため約140万匹を焼却処分した。人には感染せず、発症したサケを食べても人体に影響はない。レッドマウス病は細菌が原因で
直径1センチの新繊維で巨大な巣を張れば、離陸中のジャンボ機を無傷で捕獲できる――。こんなSFのような話が、現実になろうとしている。強さとしなやかさを併せ持つ天然のクモの糸に限りなく近い繊維の開発に成功し、工業生産に踏み切ろうとしているのがベンチャー企業のスパイバー(山形県鶴岡市)だ。人工のクモの糸は、米軍も長く開発に取り組みながら成功に至っていない。ベールに包まれたスパイバーの研究開発拠点を訪ねた。
北海道庁は26日、12年ぶりのヒグマの生息数調査の結果を道議会で公表した。推定生息数は2244~6476頭と前回調査の約2倍になった。近年、目撃数や捕獲数が増加傾向にあり、今後の保護管理政策などに影響を与えそうだ。昨年9、10月、道内の約5800人のハンターにアンケート用紙を郵送し、自分の住む自治体で推定されるヒグマの生息数などを聞いた。推定生息数は道内全域で増えており、最も多いのは道東・宗
4月中旬、春の「土用の丑(うし)」に合わせ、ある大手スーパーの食品売り場に見慣れない商品が登場した。東南アジアに生息する「ビカーラ種」と呼ばれるウナギを原料にしたかば焼き製品だ。資源枯渇が懸念され、高騰しているニホンウナギのピンチヒッターとして、ウナギ市場の縮小に歯止めをかける切り札と期待されている。ビカーラ種は1尾980円! 国産の半額以下ビカーラ種の最大の特徴は1尾980円という価格にあ
電力需給の逼迫が懸念される夏本番を前に、道内の火力発電所で機器トラブルなどによる計画外停止が相次いでいる。泊原子力発電所(泊村)が5月に全停止し、道内では代替として火発が電力の大半を賄う状況が続く。複数の火発が同時に止まる事態が生じれば計画停電の実施も現実味を増し、企業活動や道民生活に大きな支障が出かねない。14日、道内で稼働中の火発のうち2番目に出力が高い知内1号機(出力35万キロワット)の
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