女児の死体遺棄事件で、熊本県警が事件を公表する前の4日午後1時半ごろ、短文投稿サイト「ツイッター」に、県警が捜査の過程で訪問したとみられる人から「女の子が誘拐されたそうです」と情報提供を求める書き込みがあった。 女児は3日夜に行方不明となり捜査開始。県警は、被害者の生命に危険が及ぶことを防ぐため、報道各社に報道自粛を要請する「報道協定」の申し入れも検討していた。 書き込み後1時間もたたないうちに、複数の人によって転送され3千人以上に届いたとみられ、本来は人命尊重のため秘匿されるべき情報がネットで拡散した。 ツイッターの自己紹介文などによると「先ほど、警察の方が来られて、昨日の夜8時、清水のスーパーで3歳の女の子が誘拐されたそうです」と書き込み「現在捜査中みたいですので情報あればよろしくお願い致します」と呼び掛けた。