ある物事に対して「批判」できる人がすごいと思う。誰かの主張や言説、既存の制度や社会的枠組みに対してその是非を問うた上で、さらに自身の意見を論理的に明示できる人。 長年にわたって大きな疑問も持たず、「当たり前」や「多数派」に乗っかって生きていきた僕のような人間からすれば、それはとんでもなくすごいもの。 もちろん、何の疑問を持たず違和感も怒りも持たず流されるままに過ごしてきたわけではないと小声で主張したくはあるけれど、それでもやっぱり「批判」できる人を尊敬しています。僕は、違和感や疑問のその「次」まで考えが瞬時に及ばないので。 そんな、「批判」について思うことをば。 「それってどうなん?」という違和感や疑問、そしてツッコミ 「ん?その話って、ちょっとおかしくね?」 「いやいや、その考え方はどうかと思うぜよ」 「それは違うよ!絶対に良くないよ!」 ──などなど、違和感や疑問を抱いて「ツッコミ」を