6日の参院予算委員会で、安倍晋三政権の看板閣僚である稲田朋美防衛相に「政治とカネ」問題が浮上した。稲田氏の資金管理団体が、同じ筆跡で金額などが書かれている領収書を3年間で約260枚、合計約520万円分を総務省に提出していたことが判明したのだ。稲田氏側が金額を記載しており、野党は支出の証拠にならないとして問題視。今国会最大の攻撃対象として、稲田氏が連日集中砲火を浴びる場面が目立つ。(沢田大典) 一連の問題は、共産党の小池晃書記局長が質疑で明らかにした。小池氏によると、稲田氏の資金管理団体「ともみ組」の政治資金収支報告書に添付された領収書のうち、平成24〜26年に政治資金パーティーの会費として支出した計260枚、約520万円分の領収書の宛名、日付、金額の筆跡が同じだった。 稲田氏は、発行者だけ記された白紙の領収書に稲田氏側が手書きしたことを認め、「主催者の了解のもと、いわば委託されて記載した。
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