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言わずと知れた日本の最高峰、富士山。 古くより信仰を集めてきた富士山は、現在年間30万人の登山客が訪れる山となった。 富士山には、かつて海から山頂まで向かう、村山道という登山道があったそうだ。 村山道は現在利用されているどの登山道よりも古い歴史を持ち、 長きに渡って富士登山のメインルートとして使われてきたという。 しかし、明治時代に廃道となり、そのまま忘れ去られてしまった。 歴史の中に埋もれていたその村山道が、近年復活を遂げたらしい。 これは面白そうだということで、 海から富士山を目指してみることにした。 100年前に途絶えた、いにしえの登山道をたどって。 (木村 岳人) 村山道とは 村山道の歴史は、なんと平安時代にまで遡るという。 富士山信仰の拠点として開かれた村山の修験者たちが、 富士山へ参拝するために開拓したのが始まりなんだそうだ。 その後、村山道は富士登山のメインルートとして数多く
渡良瀬橋で見る夕日を、あなたはとても好きだった。 この写真は正確には、渡良瀬橋で見る夕日ではない。手前の中橋から見た夕日で、渡良瀬橋が夕日とともに写っている。 中橋から川原に降りてみると、私の足よりもはるかに早く、梅雨時の薄い太陽は山並みにかすんでいった。 森高千里さんが歌って広く知られる名曲「渡良瀬橋」。松浦亜弥さんが、その後カバーしてシングルカットされ再びヒットした。(作詞:森高千里 作曲:斉藤英夫) 2008年の6月、名曲「渡良瀬橋」の故郷、栃木県の足利市に4日間滞在する機会を得た私は、渡良瀬橋だけではなく、この美しい町を歩き回ってみた。比較的動ける時間が早朝だったのだが、梅雨時にもかかわらず、天候に恵まれたのは幸いだった。 渡良瀬橋 1
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