【北京=牧野田亨】中国各紙(15日付)によると、西アフリカ・ガーナの司法当局は10、11の両日、国内の金の採掘現場で集中取り締まりを実施し、不法採掘の疑いで中国人労働者約100人を逮捕し、逃走しようとした黒竜江省出身の少年(16)1人を射殺した。 報道によると、国際的な金の価格上昇に伴い、金の埋蔵量が豊富なガーナで、就業や居留の許可を得ていない中国人による不法採掘が頻発。当局は今年に入って取り締まりを強化し、5月、8月にもそれぞれ約30人を逮捕した。採掘が農地の占領や水質汚染などを引き起こし、地元住民の不満が高まっているという。 中国外務省はガーナ側に対し、少年が射殺されたことに抗議し、事実関係の徹底的な調査を求めた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く