G7=主要7か国の中で唯一、中国の巨大経済圏構想、一帯一路に参加していたイタリアが、離脱することを中国側に正式に伝えました。中国としては、グローバル・サウスと呼ばれる途上国や新興国との連携をさらに強めていくとみられます。 イタリア政府の関係者は6日、NHKの取材に対し、中国の巨大経済圏構想、一帯一路からの離脱を中国側に正式に伝えたと明らかにしました。 6日付けの地元メディアによりますと、離脱は3日前に伝えられたということです。 一帯一路をめぐっては、2019年3月、当時のイタリアのコンテ首相が中国の習近平国家主席と覚書を交わして、インフラ整備での協力や、投資や貿易の拡大で合意し、イタリアは、G7の中で唯一、一帯一路の参加国となりました。 ただ、イタリア政府によりますと、2022年までの間に、中国との輸入額は81%増えた一方で、輸出額の伸びは27%にとどまるなど、イタリア国内では、経済的な利
米ブルームバーグ通信などは10日までに、イタリアが中国の巨大経済圏構想「一帯一路」からの離脱を検討していると報じた。中国外務省の汪文斌副報道局長は10日の記者会見で「中国とイタリアは一帯一路で大きな成果を上げており、さらに協力を強化すべきだ」と述べ、残留するよう呼びかけた。 イタリアは先進7カ国(G7)で唯一、中国と覚書を結んで一帯一路に参画している。一帯一路は習近平国家主席が提唱してから今年で10年の節目を迎えるが、イタリアが離脱すれば中国に痛手となりそうだ。 イタリアにとって経済的な恩恵が乏しかったことが離脱検討の要因とされる。汪氏は両国が一帯一路を通じて「貿易や製造業、クリーンエネルギーなどの分野で成果を上げてきた」と主張した。(共同)
イタリアのジョルジャ・メローニ首相(左)とフランチェスコ・ロッロブリージダ農業・食料・森林政策相(2022年10月14日撮影)。(c)Alberto PIZZOLI / AFP 【4月19日 AFP】イタリアのジョルジャ・メローニ(Giorgia Meloni)首相の側近であるフランチェスコ・ロッロブリージダ(Francesco Lollobrigida)農業・食料・森林政策相が18日、移民による「民族の入れ替え」を警告したことをめぐり、非難の的になった。 ロッロブリージダ氏はローマでの会合で、「民族の入れ替えという考えを受け入れてはならない。イタリアは少子化が進んでいるから他の(国の)人で補えばいいじゃないか。そういう考えは(イタリアが)進むべき道ではない」と訴えた。 イタリアに上陸する移民は、今年これまでに約3万2700人と、昨年同期の8400人から急増している。これを受け、メローニ氏
ローマ(CNN) イタリアで公式文書に英語などの外国語を使用した国民に10万ユーロ(約1400万円)以下の罰金を科すという法案を、ジョルジャ・メローニ首相率いる与党「イタリアの同胞(FDI)」が提出した。 下院議員が提出した法案はメローニ首相も支持している。まだ国会での審議は始まっていない。 同法案は外国語全てを対象としているが、中でも英語を使用する「アングロマニア」をやり玉にあげ、英語の使用はイタリア語を「おとしめ、卑しめる」と批判。さらに悪いことに、英国はもはや欧州連合(EU)の一部ではないと言い添えた。 また、公務員はイタリア語の書き方と話し方の知識を持ち、イタリア語に熟達していなければならないと規定。国内で活動する企業に対しては、役職の頭文字や名称も含め、正式文書に英語を使用することを禁止する。 外国企業はイタリア語の社内規定と雇用契約を作成することを義務付けられる。 「これは流行
日本ではあまり報道されませんでしたが、欧州ではイタリアで若い女性首相が誕生したことが大変な話題となりました。イタリアでは2022年9月に上下両院の総選挙が行われ、極右政党「イタリアの同胞(Fratelli d’Italia 略称FDI)」を率いる45歳で高卒、シングルマザー家庭出身の労働者階級のジョルジャ・メローニ党首がイタリア初の女性首相に就任しました。 私の最新書籍である「世界のニュースを日本人は何も知らない4 – 前代未聞の事態に揺らぐ価値観」 でも紹介しましたが、メロー二氏の当選は単なるポピュリズムとはいえず、現在のイタリアだけではなく欧州の世相を反映しています。 FDIはメロー二氏が10年前に立ち上げたばかりの新しい政党で、2008年の国政選挙では4.5%の得票だったのが、今回は25%でイタリア最大の政党になりました。 メロー二氏の主張の概要は以下の通りです。 自然な家族に賛成
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イタリアのメローニ首相は9日、パリで行われたウクライナのゼレンスキー大統領との晩さん会に招待されなかったとしてドイツとフランスを非難した。2月9日、ベルギーのブリュッセルで撮影(2023年 ロイター/Yves Herman) [ブリュッセル 9日 ロイター] - イタリアのメローニ首相は9日、パリで行われたウクライナのゼレンスキー大統領との晩さん会に招待されなかったとしてドイツとフランスを非難した。 マクロン仏大統領とショルツ独首相は8日夜、翌日の欧州連合(EU)首脳会議に先立ってゼレンスキー氏と会談した。しかし、昨年に両首脳と当時のドラギ・イタリア首相が協力してウクライナ問題に臨んだのと対象的に、10月に就任したメローニ氏は蚊帳の外に置かれる格好となった。
【パリ=三井美奈】イタリアで先月発足したメローニ首相の右派政権が、約230人を乗せた移民救助船の受け入れを拒否した。船は3週間近く漂流し、フランス政府が10日、人道的見地から受け入れを発表した。イタリア政府を強く批判し、両国の外交問題に発展している。 移民救助船は、ドイツで発足した人道支援団体が地中海で運営している。今回乗っていたのは、リビア沖で10月に救助されたアフリカからの移民や難民。イタリアが受け入れを拒否した後、船内は病人が出るなど衛生環境が悪化していた。 国際法では、遭難者の救助が義務付けられているが、イタリア政府は「乗船しているのは遭難者ではなく、移民だ」として受け入れ拒否を正当化してきた。メローニ首相や右派与党は9月の総選挙で、移民流入の阻止を公約にした。 フランスのダルマナン内相は10日の記者会見で、「イタリア政府が、欧州の責任ある国家として行動しないのは遺憾」「理解しがた
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