子どもの手(2020年1月17日撮影、本文とは関係ありません)。(c)Rodrigo BUENDIA / AFP 【9月4日 AFP】ドイツ当局は3日、ウクライナから避難していた女性(27)を殺害し、女性の娘を略取したとしてドイツ人夫婦を起訴した。夫婦は、女性の母親(51)を殺害した罪にも問われている。 マンハイム(Mannheim)の検察当局によれば、殺害動機は「娘が欲しいという長年の悲願」を成就するためで、夫婦は生まれたばかりの女児を略取し、自分たちの子どもだと偽る計画を立てていた。 妻(44)は、ロシアの侵攻から避難してきたウクライナ人を支援するテレグラムのグループチャットに参加し、被害女性に接触したとみられている。今年、出産を控えていた女性は通訳や翻訳の協力者を求めていた。 被告夫婦は3月、出産を終えた被害女性およびその母親(51)とレストランで会食し、鎮静剤を飲ませたとされる。