軍事政権下にある西アフリカのマリで、十数万人の少数民族らが隣国モーリタニアに逃れ、過酷な難民生活を送っている。背景にはロシアの民間軍事会社「ワグネル」の進出に伴う紛争激化がある。長年、現地の少数民族トゥアレグを取材してきたジャーナリスト、デコート豊崎アリサさん(53)に現状を聞いた。(太田理英子)
ロシアの民間軍事会社ワグネルグループの戦闘員数十人が西アフリカのマリで反政府勢力の待ち伏せ攻撃により死亡した中、ウウクライナ国防省情報総局(GUR)がこの攻撃に関与したと明らかにした。外信はウクライナとロシアの戦争が世界で進行していることを見せる事例と解釈した。 ガーディアンやタイムズなど外信によると、GURの報道官は「マリ反政府勢力に必要な情報を与え、ロシアの戦犯を相手に成功的に軍事作戦を遂行した」と明らかにした。キーウポストはマリ反政府勢力がウクライナ国旗を持って立っている写真も公開した。 ワグネルグループはテレグラムを通じ、マリで重武器、ドローン、自爆テロ犯を使った1000人と激しい戦闘を行い、第13旅団のセルゲイ・セブチェンコ司令官ら戦闘員が死亡したと明らかにした。死亡者数は明らかにしなかったが外信は消息筋などの話として50~80人台だと伝えた。最小15人は捕虜に捕らえられ反政府勢
マリ北部ゴシの基地近くで、英軍ヘリへの搭乗を待つ仏兵(2019年3月24日撮影、資料写真)。(c)Daphné BENOIT / AFP 【4月23日 AFP】西アフリカ・マリの軍は22日、仏軍から返還された北部ゴシ(Gossi)の基地付近で、集団墓地を発見したと発表した。 仏軍はこの数時間前、同軍が集団墓地を残したという証拠を捏造(ねつぞう)するために遺体を埋めるロシア人傭兵(ようへい)の動画を撮影したと発表していた。ドローンで撮影されたもので、AFPは21日に確認した。 仏軍は19日、マリ駐留部隊撤退の一環として、仏兵300人が駐留していたゴシ基地をマリ軍に正式に引き渡した。 マリ軍参謀本部は「遺体の腐敗の進行程度から、集団墓地が基地引き渡しのかなり前から存在していたことが分かる。つまり、マリ軍によるものではない」としている。(c)AFP
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