加藤勝信官房長官は2日午前の記者会見で、ドイツの首都ベルリン市ミッテ区の公有地に韓国系団体が9月末に設置した慰安婦の被害を象徴する少女像をめぐり、同区議会が永続的な設置を認める決議案を賛成多数で採択したことに抗議した。「今回の決定はわが国の立場、これまでの取り組みと相いれない極めて残念なことだ」と述べた。 像の台座には「性奴隷」など日本の主張と異なる内容が記されており、加藤氏は引き続き関係者への働き掛けを通じて撤去を目指す考えも強調した。 韓国系団体による世界各国での同様の動きについては「わが国の立場と相いれないものであり、政府としては諸外国でさまざまな出身の人々が平和と調和の中で、ともに生活をしていくということを希望している」と語った。 その上で、予防策として「慰安婦問題についての政府の考え方やこれまでの取り組みをさまざまな形で国際社会に説明してきた。国際社会から正当な評価、理解が得られ
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