「外見によって、子どもが大人から受ける扱いはどのように変化するのか?」とある社会実験の結果に、なんとも考えさせられる、という声が集まっています。 この実験を行ったのはユニセフ。ジョージア国の首都・トビリシにて、6歳の子役の女の子・アナノちゃんに協力してもらいました。 まずは、キレイな格好で路上に立ったアナノちゃん。 街行く大人たちは、アナノちゃんに近寄り「何歳なの?」「近くに住んでるの?」「迷子なの?」と話しかけます。 子どもがひとりで立っているのを見て、みんな心配になっている様子です。 次に、アナノちゃんの顔や体にススのような汚れをつけ、貧しい服装で同じく路上に立ってもらうと…(貧しい格好になるのは38秒あたりから) 街行く人たちの態度は一変します。 先ほどのように心配して近寄ってくる人は、誰ひとりとしていなくなってしまいました。 実験は進みます。 次はレストランにて。先ほどと同じように
シリア難民の一部を「不法移民」であるとしてFacebookに投稿されたイラストが、作者自身によって削除されました。元となった写真を撮影した、Jonathan Hyams氏の意見を尊重したためとしています。 【すでに和解済みという元写真を撮影した写真家】 同イラストには、海外写真家が撮影した「本物の難民」の写真を無断でトレースしたのではないかという声が上がっており、撮影者であるJonathan Hyams氏もイラストに対して苦言を呈していました。イラストの作者は今回の画像削除について、Jonathan Hyams氏とは既に和解済みであり、著作権は侵害していないとの認識であるとしながらも、Jonathan Hyams氏に多大な迷惑、心労、悲しみを与えてしまったとして画像を削除したとのことです。 同イラストは、薄汚れた幼い中東系の女の子が描かれ、その周りには「安全に暮らしたい。清潔な暮らしを
「シリア難民?ほとんど『移民』だろ」「はすみとしこの世界」というフェイスブックに「そうだ難民しよう!」というイラストが投稿された。「酷い」「邪悪な偏見」とたちまち炎上し、日本の英字紙ジャパン・タイムズが「難民の少女をモチーフにした『レイシスト(差別主義者)』イラストが日本のネット市民の怒りを買っている」と海外向けに報道する騒ぎになった。 イラストのモチーフになった難民の少女を撮影したカメラマンは「邪悪な偏見を表現するために無辜の子供の写真を使うとは大変ショックで、深く悲しんでいる」とツィートしている。FBのメッセージで「はすみとしこの世界」の管理人にコメントを求めてみた。回答の中には根拠がない、デタラメな内容が多く、一部は削除した。 ――どういう考えで「そうだ難民しよう!」というイラストを投稿されましたか?「そもそも、イラクの難民が出来たのも国連軍(筆者注:米英両国)が『大量破壊兵器がある
広野 彩子 日本経済新聞社NAR編集部次長 朝日新聞記者を経て日経ビジネス記者、2013年から日経ビジネス副編集長。日経ビジネスオンラインでコラムの執筆・編集を担当。入山章栄氏の著作『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』を担当。 この著者の記事を見る
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