イギリスのウィリアム王子の妻、キャサリンさんが、ことし7月に第1子の出産を控えるなか、イギリス議会上院は22日、法律上は男子優先になっているイギリスの王位継承を男女平等にするとした法律の改正案を可決し、第1子が女の子だった場合でも王位を継ぐことになりました。 イギリスの王位継承は、1701年に定められた「王位継承法」によって、年長の男子が優先されると規定されていますが、男女平等にすべきだという意見が国民の多数を占めていることを受け、キャメロン首相が法律の改正を表明していました。 法改正に向けた議会の審議は、ウィリアム王子の妻、キャサリンさんが、ことし7月に第1子を出産する予定となったことから急ピッチで進められ、議会上院は22日、改正案を可決しました。 法律は近く成立し、これによって、ウィリアム王子夫妻の第1子が女の子だった場合でも王位を継ぐことになりました。 王子夫妻の第1子を巡っては先月