今週は、恋愛工学の核心部分に迫りたいと思います。あまりにも核心すぎて、はっきりいってこんな情報を教えていいのか、と思ってしまいますが、そこはやはり我らの週刊金融日記です。がんばります。 一部の研究者の間ではよく知られていることですが、先進国で行われたさまざまな調査により、20人〜30人にひとりの割合で、生物学的な父親が、実際に父親だと思われいてる男とは別の男であることが分かっています。これは連れ子とか、そういう意味ではありません。そういう意味ならもっと大きい数字になります。結婚して、あなたの子よ、と妻に言われた夫が、実は生物学的な父親ではない、という意味です。 最近では、次のレビュー・ペーパーがこの辺の事情をよくまとめています。 Mark A Bellis, et al., "Measuring paternal discrepancy and its public health cons