NHK大河ドラマ「光る君へ」において、お笑い芸人金田哲さんが演じているのが藤原斉信です。斉信は藤原公任に並ぶ名門の貴公子で一条天皇の時代には、源俊賢、藤原行成、藤原公任と共に四納言として藤原道長を補佐して活躍しました。政治的には道長にべったりで、金魚のフンと批判される一方、斉信は和歌や漢詩、管弦、朗詠に優れ、平安中期の一流の文化人でもあります。今回はそんな藤原斉信の生涯を解説しましょう。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 姉妹メディア「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメデ