大型二種免許を取得するのに必要な課題の一つに、鋭角コースの通貨というメニューがある。これは3回までの切り返しで通過しなければならないという過酷なもの。現実の路線バスではこのような営業ルートはないだろうが、折り返し地や営業所内、貸切バスでは必要になる運転操作だ。巨大なバスが狭い場所での方向転換なぞ、無理と思われるかもしれないが、そんな鋭角な動きを探ってみた。 文/写真:古川智規(バスマガジン編集部) 取材協力:信州駒ケ根自動車学校 【画像ギャラリー】あの巨体大型路線バスがたった 3 回の切り返しで V 字ターンできるって信じられないでしょ?(8枚)画像ギャラリー 二種免許なら全種で必要な課題 鋭角コースは大型二種だけではなく、中型二種や普通二種でも必要な課題である。ただし車両の大きさが異なるので、免許の種類によりコースの規格は異なる。 共通なのは鋭角の頂点の角度が60度であるということだ。鋭