Windowsには「コマンドプロンプト」というシェル(コマンド実行環境)がある。キーボードで命令(コマンド)を入力してファイル操作などの作業が可能だ。通常のアプリではできないことができたり、エクスプローラーだと手間がかかる作業が一瞬で終わることもしばしば。パソコン上級者を目指すなら基礎知識としてぜひ押さえておきたい。 パソコンの上級者は「コマンドプロンプト」をうまく活用している。Windowsが持つキーボード主体の操作インタフェース(シェル)だ。通常のWindowsは主にマウスで操るのに対し、コマンドプロンプトは各種のコマンド(命令)をキーボードで入力する(図1)。実は大昔のパソコン用OS「DOS(ドス)」はこれで操作していた。現在も役立つケースがあり、エクスプローラーだと面倒な作業を難なくこなしたり(図2)、OSの高度な機能を呼び出したりできる。 図1 コマンドプロンプト(左)はWind