火がともされ、浮かび上がった紙灯籠の「むすぶ」の文字=17日午前4時51分、神戸市中央区加納町6、東遊園地 6434人が亡くなり、3人が行方不明となった阪神・淡路大震災は17日、発生から28年となる朝を迎えた。地震発生時刻の午前5時46分に合わせ、追悼施設のある神戸市中央区の東遊園地をはじめ、被災各地では亡き人をしのび、鎮魂の祈りがささげられる。 追悼行事「1・17のつどい」が行われる東遊園地では未明から準備が進み、人々が訪れ始めた。この日の来場者は新型コロナウイルス感染拡大前とほぼ同じ約5万人が見込まれている。 「1995 むすぶ 1・17」の文字をかたどった灯籠約1万本に火がともされ、暗闇に浮かび上がる。「むすぶ」は公募で選ばれた文字で、過去と未来、震災経験者と知らない世代、被災者と支える人らを「むすぶ」という思いが込められる。 このほか、各地の公園でも住民たちがそれぞれ追悼行事を行い
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