我が国が東洋平和のためにこんなに一生懸命してやってるのに、鬼畜米英なんかとつるんで敵対しやがってふざけるな、暴支膺懲だ! という実にいい実例があるにもかかわらず、誰もウクライナ戦争にそれを持ち出そうとしないのは何故か? 中国側の理由は簡単で、習近平がそれを許さないから。内心、プーチンの理屈は大日本帝国と同じやないかと思っている中国人は少なくないと思うが、習近平の世界戦略に反するので、そんなことを匂わせることも許されない。それはよく分かる。 では何故言論が自由な日本でそういう議論がほとんど出てこないのか、といえば、サヨクな人々にとってもウヨクな人々にとっても、それが都合が悪いからだろう。 アメリカ帝国主義がこの世の全ての悪の根源であり、それに抵抗する勢力は何をやらかそうが正義の側に位置するという信念を、かつての平和勢力であった共産圏がほぼ崩壊した後も心の奥底に守り続けてきたサヨクな人々にとっ
実は2年ほど、祖父母の遺骨がどこにあるか知らなかった。 父、父の兄、父の母、父の父という順番で亡くなったので、父方の家族はみんないなくなってしまった。 大工をやっていた祖父は、仕事中にノーヘルで屋根から落ちて大怪我をしてから入院を繰り返し、最期の10年は病院でほぼ寝たきりだったから、 「やっと四人そろって、チャーハンでも囲めてるんやろか」 火葬場からのぼる煙を見て、呑気に思った。 甲子園の祖父母の家へ遊びに行くたび「わてが作ったんやで!」と、得意顔で祖母がふるまってくれたチャーハンがものすごく美味しかった。あとから父がこそっと「騙されたらあかんぞ。あれは東海楼の持ち帰りや」と耳打ちしてきた。 道理で鉄人の味なわけである。見栄とは焦がし醤油の香り。 岸田家にとって、墓参りは縁遠い。 家族で墓参りをした記憶が一度もない。 親戚の墓がどれも遠いというのもあるし、母が病気をして車いすに乗るようにな
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