ブックマーク / note.com/teamaoi2003 (4)

  • 許可は必要か|山田由美子

    知的障害がある人は、支援者に対して、こんなことを言うことが多い。 「〇〇なんだけど、△△していい?」 この定型文で聞かれたときに、私は答えを言わない。 「雨が降っているので、休んでいいですか?」 「お腹が痛いので、トイレに行っていいですか?」 「調子が悪いけど、帰っていい?」 何でも聞いてくる。 そういう時、「答えていいのですか?」とか、「どうしたいのですか?」と聞く。 彼らの質問の意図は「いいよ」と許可してくれると思ってるから聞いてくるわけで、その他の答えは想像していない状態。 「もし、私がダメと言ったら困るでしょ?」とも聞く。 「困る」と言う。 「じゃあ、なんていうのですか?」と聞く。 「〇〇なので、△△します」と言える。 もう答えは決まっていて、確認をとることでもないのに、なぜだか支援者に聞きたくなっちゃうんだよね。 いいんだよ。自分で決めて。 って、思う朝。 (20231116 F

    許可は必要か|山田由美子
    BUNTEN
    BUNTEN 2023/11/19
    「"指示待ち" 障害」とかでググったら出てくるものも。俺の経験から言うと、生理現象などにまで教師とかが不許可を出す場合もある。体育好かんから休みます、で何が悪いのか。
  • 津久井やまゆり園で起きた事件を通して表出した「第二の刃」を社会はいつまで振りかざすのか?|山田由美子

    私は、2016年7月26日未明に神奈川県立津久井やまゆり園(以下、津久井やまゆり園)で事件が起きた時から、この施設の入所者の皆さんの日常を取り戻すために、そこにいる職員たちを支援したいと考え、さまざまな試みをしつつ時を待ち、先方の目に触れ、お声掛けいただくまで、待っているスタンスを持ちました。 運よく、先方に当法人(特定非営利活動法人サポートひろがり)の存在を知っていただくことになり、2017年度末に先方からのご依頼でセミナーをし、2018年度は、意思決定支援を進める職員へのアドバイザーとして職員に関わり、2019年度からは現場に入り、現在も職員たちと一緒に、より良い支援を追求するためのお手伝いを続けています。 最初に申しあげておきますが、私自身が、どこのコンサルに行ったとしても、私が想う主人公は、そこにいる利用者の皆さんであり、そのために職員たちに苦言を申しあげることもありますし、もちろ

    津久井やまゆり園で起きた事件を通して表出した「第二の刃」を社会はいつまで振りかざすのか?|山田由美子
    BUNTEN
    BUNTEN 2020/07/16
    「「食事もドロドロ」という表現も、私であれば、ペースト食なのかな?と思いますが、」ペースト食という言葉は初めて知ったが、現場にいた経験があるならそうした形態がありうることはわかりそう。
  • どこに重点を置いて支援しますか?(支援力UPクイズ9)|山田由美子

    【支援力UPクイズ9】 知的障害がある人には、どこに重点を置いて支援をしますか? 一番近いと思うことに投票してください。 1.世の中の常識を理解してもらう 2.愛情いっぱいで接する 3.その人が一人で何でもできるようになってもらう 4.その人ができなくてもこまらないことは支援しない — 福祉屋あおい💙知的障害者支援力 (@team2003) September 22, 2019 ***** 【支援力UPクイズ9】 知的障害がある人には、どこに重点を置いて支援をしますか? 一番近いと思うことに投票してください。 1.世の中の常識を理解してもらう 2.愛情いっぱいで接する 3.その人が一人で何でもできるようになってもらう 4.その人ができなくてもこまらないことは支援しない ***** 今回は、こころの持ちようというか、なんとなくな感じの設問ですが、どんな風に思って支援しているのかな?に着目し

    どこに重点を置いて支援しますか?(支援力UPクイズ9)|山田由美子
    BUNTEN
    BUNTEN 2019/09/25
    フォロワーに業界人が多いのかもしれないが、正解が多くて何より。
  • 知的障害者による突き落とし死亡事故裁判は、支援者たちに大きな課題を残した|山田由美子

    1.はじめに最初に、亡くなった方のご冥福をお祈り申しあげます。 防ぐ手立てがなかったのかと悔やみます。 きれいごとではないのです。人が亡くなっているのですから。 だからこそ、知的障害がある人のことを知らず、批判をしている人とも、もっとお話をして、その人たちの想いを知りたいと思いました。 だからこそ、自分自身のできていない役割にも気づきました。 だからこそ、お互いの意見を出し合って、知的障害がある人のことを省くことのない社会を作る仲間を募る必要性を感じました。 それらは、亡くなった方の死を無駄にしないことを誓い、原告の皆さんにも思いをはせ、書かせていただきました。 敬称略で失礼いたします。 そして、2019年8月22日から毎日書きはじめ、気づけばもう1週間を過ぎました。 まとまりがなく、同じことも繰り返し出てきております。 14000字を超す長文です。 2.事故の概要(判決文より要約抜粋)裁

    知的障害者による突き落とし死亡事故裁判は、支援者たちに大きな課題を残した|山田由美子
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    BUNTEN 2019/09/01
    いじめに遭っていた俺も一歩間違えば強度行動障害で話の分からない大人になっていたので他人事とは思えない。障害者本人の意志が尊重され、嫌なことから離れ、落ち着ける社会になって欲しい。
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