日本人がよく食べる鳥といえばまず鶏(にわとり)を思い浮かべるはず。しかし、京都にある伏見稲荷大社の門前名物といえば「すずめの丸焼き」です。 「えっ、すずめって食べられるの!?」と思う方がもしかしたら大半かもしれません。そこで実際にすずめの丸焼きが食べられるお店にポーチ編集部が足を運んで訪ねてきました。 伏見稲荷大社は、全国に約3万社もある稲荷神社の総本宮。真っ赤な鳥居が延々と続く「千本鳥居」が有名です。その伏見稲荷大社は五穀豊穣と商売繁盛にご利益があることでも知られ、京都の中でも国内外から多くの参拝者が訪れる観光スポットの1つです。 諸説ありますが、すずめは豊作の象徴である稲の大敵とされており、昔の人が日本各地にあった稲を食い荒らすすずめを退治するために「すずめの丸焼き」が生まれたと伝えられています。 土産屋が立ち並ぶ裏参道の門前のすぐそばに店を構えるのが『稲福』。国内産のすずめにこだわっ