佐賀県では、昨年(2013年)よりタブレット端末と仮想デスクトップ基盤(VDI)をテスト導入している。モバイルワーク環境を実現した結果、職員の業務効率化や農業指導などの“現場力”向上、在宅/サテライト勤務の促進につながっているという。 佐賀県では今回、VDI製品として「XenDesktop」を、またリモートアクセス時のセキュリティ基盤として「NetScaler」を採用している。シトリックス・システムズ・ジャパンが8月18日に導入事例として公開した。 佐賀県ではモバイルワークの実現に向けて、2013年7月にXenDesktopとNetScalerを採用し、およそ2カ月間でVDI環境を構築した。同時に農業や商工、広報といった現場でタブレット端末をどう活用するかを職員に公募し、約200台分の申し込みから内容を精査したうえで同年8月より100台のタブレット端末を展開、職員用ポータルやオフィススイー