小売最大手セブン&アイ・ホールディングス傘下の百貨店「そごう・西武」が、米ファンドに売却されることが決まりました。 そごう・西武を買収した米フォートレス・インベストメント・グループ(フォートレス)は、レオパレス21への投資でも有名であり、ソフトバンクグループと関係があります。フォートレスは、家電量販店大手ヨドバシホールディングス(ヨドバシカメラ)と連携し、そごう・西武の再建を進める計画とされています。 今回は、小売の王者だったはずの百貨店に現在起きていることとして、そごう・西武の売却劇について簡単に状況を確認していきたいと思います。 なぜそごう・西武は売られたのか そごう・西武の魅力 なぜそごう・西武は売られたのか まず、セブン&アイ・ホールディングスはなぜフォートレスにそごう・西武を売却するのでしょうか。これは、セブン&アイ・ホールディングスの発表文を見ると理解できます。 世界最大級の不
![そごう・西武というオワコン百貨店をフォートレス・ヨドバシはなぜ欲しがるのか - 銀行員のための教科書](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/426c1f1c0cfbb4f269d341b178d062448a91b234/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fn%2Fnaoto0211%2F20221113%2F20221113134633.jpg)